診療所だより

開業医gobokuの日記

こんなこと考えながら、
こんな生活しています。

もののあわれとものわすれ

2020年09月23日 | 日常
お彼岸の中日も過ぎ、これからどんどん日が短くなって行きます。
4時半頃の日が陰りそうなころ、ヒグラシの鳴く声を聞くと、
なぜか 妙にもの悲しくなります。
残りの人生のことを考えさせられるからでしょうか。
桃の哀れ  ではなく ものの哀れですかね 


だんだん年寄りになってきたからでしょうか?
最近は言葉遣いやマナーに、特に気をつけるようにしてジジイらしくしています。

マナー関連の本は積極的に本屋さんで手に取ってパラパラ見て、
知らないことがあると覚えておくと、帰ってからでも一つぐらいは覚えています。

最近は冠婚葬祭に関する本はは多いのですが、
日常の服装や動作に関するものは少ないもので、
知らなかった決まり事が書いてあるとその本を求めたりします。

靴とベルトの色は合わせること(常識?)。もしくは靴とベルトと鞄と腕時計のバンドの色。
立っているときはスーツのボタンは留めること。
ネクタイのストライプには欧州スタイルとアメリカスタイルがあること。
ドアのノックの回数で2回はトイレ、3回はプライベート、
ビジネスシーンでは4回ノックすることなどなど。

そんなことがもっともっとマナー本に書いてあったのですが、
先日 先のドアのノックの回数について確認したかったので、
その本を引っ張り出し、書いてあるところを探したのですが、
見つからない。
その本を最初から最後までパラパラしても見つからない。
書いてあるところがわからない。おかしい、おかしいと必死に探しました。
ページを折っていたり、赤線を引いたりしていればよかったのですが目印はなにもない。
いい言葉やステキな文章があって後で探すと見つからないこと。結構あります

しばらくあとで思い出しました。
書いてあるのは別の本でした。すっかり忘れていました。

そういえば、最近いろんなことを忘れることが増えてきたようです。
ものの忘れが 心配です。



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