診療所だより

開業医gobokuの日記

こんなこと考えながら、
こんな生活しています。

新型コロナウィルスのせい

2020年06月30日 | 診療
新型コロナウィルスによる自粛生活が解除になってから、
2週間。
人々の生活も少しずつ元に戻りつつあるようです。

もともとそんなに多くないうちの診療所の外来は、自粛期間が終わっても
増えるということはありません。
そんななか、高血圧で通院している宇垣さんのお母さんがやってきました。
診察終わって、仕事にコロナの影響はあるの?忙しかったんじゃないの?と聞いてみました。
宇垣さんのお母さんのお仕事はモーテルのお掃除だと承知していたものですから。
すると、
「センセ、暇ですよ。」
えっ、長い休みだったしいそがしかったんじゃ?
「センセ、自粛で旦那が家にいるんじゃ、外に出られないじゃないですか。暇でしたよ。」
あ、そういうことですか。





なんとかやっています

2020年06月29日 | 日常
ここから離れて、もう一年近くになります。

久しぶりにこのページを開いたら、
まだ、生きていました。

よかった。

色々ありまして やっと戻ってきました。

少しずつ そろりそろりと 書いてみようと思います。

さて、
僕の診察室の机の上には 水槽がありまして、
ここに数匹のメダカを入れて飼っています。
お子さんはすぐに目ざとく見つけて、「サカナ、サカナ!」と
水槽に顔をつけて見ています。
大人は20人に一人ぐらいが「これメダカですか?」などと聞いてきます。
中には「熱帯魚ですか?」とか「高級メダカですか?」と
声をかけてくる患者さんがいます。
声をかけてくる方は、サカナ好きの方が多いようで、
「うちでも飼っています。」とか「以前飼っていました。」
とサカナ談義がしばしば始まることがよくあります。

先日お見えになった患者さん。
自ら「生き物好き」とおっしゃっていて、
水槽を見つけて、「おぉ、メダカですか?私も以前飼っていてね。」とはじまりました。
そうですかと僕。つぎの展開はどうなるのかなと待っていると、
「ねぇセンセ?メダカって餌をやらないと共食いしちゃうんですね。知ってました?」
えっ、そんなことより、なんで餌をやらないんだろうと、
「生き物好き」さんの顔を二度見してしまいました。