診療所だより

開業医gobokuの日記

こんなこと考えながら、
こんな生活しています。

大寒

2014年01月22日 | 日常
20日の月曜日は大寒でした。

去年から、
七十二候と二十四節季 という本を買って、
パラパラとみながら、季節季節を楽しんでいます。

今は大寒で、七十候、初候で 款冬華。

ふきのとう、花咲く。と読むんだそうです。

いいですね、ふきのとう花咲く。

そして、
もう次の節季は、立春です。
春はもうすぐそこまできています。

B型インフルエンザ

2014年01月18日 | 診療
このところ特に朝、気温が低い日が続いています。
朝の掃除の時の水が指に凍みて痛いくらいです。

今年はインフルエンザの流行が遅いのでなによりです。
このまま、あまり流行しなければ、いいのですが。

それでも、先週までは数名しかいなかったインフルエンザの患者さんが、
今週に入って一日4.5人ほどインフルエンザでみえています。

先週までは、ウィルス性胃腸炎の患者さんが多かったのですが、
こちらは、今週に入って不思議なことにピタッといなくなりました。

流行っているウィルスの勢力図がかわったのでしょうか?

だいたいインフルエンザの流行は、1月2月がA型、
3月に入って下火になってきて、B型が出てくれば終わり、
みたいな印象を持っています。

そして今週、なんとB型の患者さんがいました。

ということは?

さてさて、
これからどうなるのか、
興味深くみていくことにします。

安楽死

2014年01月08日 | 日常
新年になってぼんやり過ごしていたら、
いつの間にか1週間も経ってしまいました。

ヤバイヤバイ。
今年はインフルエンザの流行が遅いので、
患者さんも少なく、
去年のように、元日から休日診療所にお手伝いに行くこともなく、
のんびりしていたからでしょうか。


先日、水沢さんが外来に見えたので、
話をする機会がありました。

水沢さんの飼い犬、
黒いラブラドールなのですが、
悪い病気、癌にかかってしまい、
それが体中に広がってしまい、
だいぶ弱ってしまってきたようです。
獣医さんも、もう打つ手はないと。

それでも、食事もとれるようだし、
便も出ています。
ふらふらしながらも、歩いて家の中を移動しています。

でも、獣医さんから出た言葉は、
「安楽死させたら、どうですか」

これには水沢さんはビックリしてしまったそうです。
それを聞いて、僕もビックリ。

獣医さんが言うということは、
そうする飼い主がいるのでしょうか。
意識ある愛犬を安楽死させるなんて、
僕には絶対できないなと、
獣医さんの言葉を信じられませんでした。

これを人間に置き換えてみると、
意識のある弱っている患者さんの家族に、
安楽死を勧めているという状況でしょうか。

この話は結構重く心に響いたようで、

その晩、
我が家の老犬タローを「老健」ならぬ「老犬施設」に
入所させるため、いやがるタローをつれていく
夢を見てしまいました。

夜の散歩の時に見えた月、
不思議な雰囲気の月でした。