診療所だより

開業医gobokuの日記

こんなこと考えながら、
こんな生活しています。

立秋

2023年08月08日 | 自然
時の経つのは早いもので、もう立秋になりました。

前回 体調が悪そうだった患者さんは、
あれから1ヶ月ほど経ってから、息子さんがお見えになり、
父はあれから2週間ぐありがとうございましたありがとうございましたと挨拶にお見えになりました。
私のところでお世話になったと話をしていたそうで
何にもしなかった私としては、とても恐縮してしまいました。

お盆がちかくなったからでしょうか、こんな話を思い出しました。

蝉が鳴くと 梅雨開け

2019年06月22日 | 自然

ここ4日、夜になると雷雨が続いています。
昼は雨が降らず、日が差すこともあり、
気温が上がります。

昨日みえた杉山さんが こんなことを言ったので驚きました。
「先生、もうすぐ梅雨開けだよ
「えっ、」と僕。

まだ6月だし、梅雨前線も日本の南に居座っています。

「なんで?」
「今日草刈りをしてたら、蝉が鳴いていたんだよ。」
「昔から、蝉が鳴いたら梅雨開け間近って言われてるでしょう?」
「それに今日鳴いていたのはみんみん蝉だったし。」
「蝉は敏感だからね。」

さてさて、どうなることでしょう。


ところで、まったく話は変わりますが。
ぐったり弱っていた子猫を保護して、3週間。
少し元気になりましたが、
まだまだですが、どうやら生命の危機は脱出したようです。







免疫

2012年09月05日 | 自然
一昨日と、昨日と、二日続けてすごい夕立でした。

ちょうど昨日は、会議があるので街に行ったのですが、
会議の途中で、ものすごい雨と雷、
怖くて会議どころではありませんでした。

高いところから見る雷は、稲光が空から地面に突き刺さっているようで、
光と音、すごいものです。
でも、おびえながらも、写真に撮りたかったぁなんて、思ったりしてました。

何年か前に、雷の直撃を受けて、
エアコン、火災報知器、インターホン、などがやられて、
何日か精神的ショックと、暑くて眠れない日を過ごしたことがありましたが、

雷を見ながら今日は、落ちないでくれと祈ってました。

一回落ちたら、二度と落ちないという免疫がつくといいのに、
痲疹のように、
なんて妄想が頭に浮かんで来ました。








サナギ

2012年07月31日 | 自然
ホントに世の中、不思議なことがあります。

もう何回も書いていますが、
珍しい患者さんが続けてくること。

先日も、「おなかが硬いんです。」と言ってやってきた女性。
診察すると、どうも婦人科の病気のようです。
超音波検査でも、そちらの病気が疑われます。
大学病院に紹介状を書いて、なるべく早くかかってくださいねと、
送り出したあと、同じ日に、
「おなかが張るんです。」とやってこられた患者さん。
やはり婦人科の病気のようです。
同じところに、ほとんど同じ内容の紹介状を書くことになりました。



ところで
診療所の中庭にある柳の木に、
大きな毛虫がいて、

不気味な姿で、皆気持ち悪がっているのですが、

雨が降ると、葉っぱの陰に隠れたり、
なぜか一番先の新芽の部分の葉っぱは食べなかったりと、
毛虫なりにいろいろ考えているようでもあり、

そして、一本しかない伸びた枝の
ほぼ同じところに、毎日いるものですから、

つい気になって
「今日はいるかな」
「今日はどうだろう」

いつの間にか、
なんて言うか一種の愛情の芽みたいな気持ちまで持つようになっちゃいました。

そして、この先どうなるんだ、

葉っぱ食べ尽くしたら、ほかの枝にうつるのか、
餓死するのか、

そもそも、この毛虫はなにになるんだ。
ん・・・・・・ そうだ。

世の中便利になったものです。
本当に。

ネットで検索したら、「幼虫図鑑」ありました。

「苦手な人は見るべからず」
怖い但し書きつきでした。

そしたら、ありました。

やっぱりなるのは蛾でしたが、
名前がかわいい。

キャリーぱみゅぱみゅ じゃなくて、

かしわまいまい。

名前がわかると、愛情の芽はのびてくるもんですね。

二日ほど、動かなくなってじっとしてたら、
翌日、サナギになっていました。

岩手山

2005年12月12日 | 自然
従姉が先週の木曜日にくも膜下出血で入院したので、
急遽、モリオカまで行ってきました。

あたりは一面の雪景色で、
岩手山が美しい姿で、迎えてくれました。

「ふるさとの山はありがたきかな」
啄木の歌を思い出しました。