診療所だより

開業医gobokuの日記

こんなこと考えながら、
こんな生活しています。

箱の猫

2014年06月30日 | 日常
梅雨空が続いています。

今年の降り方は、何か変な感じです。
急に降り出したり、ゲリラ的に激しく降ったり。

サッカーのワールドカップは、
とても楽しみにしていましたが、
日本が負けて、もうあまり夢中になれません。

何が熱意を冷ましたかというと、
日本の負け方が悪すぎました。
パスを回しているだけのサッカー
シュートを打たないサッカー

あまりにも他の国との差が大きすぎました。
負けても、レベルが同じようなら
納得がいきます。
今のままでは、4年後も期待しないほうがいいなと
思っています。

さて、
家にやってくる猫、
いつも一緒なのは4匹だとわかりました。
この4匹が、
倉庫代わりの渡り廊下にまで入ってきて、
おまけに、
空き箱の中で一緒に寝るようになってしまいました。
最初見た時はビックリ。

今朝写真を撮ろうとしたら、
3匹しかいませんでした。

こんな感じで箱に入っています。
ピンぼけでごめんなさい


体内時計

2014年06月23日 | 日常
梅雨です。

でも天気図を見ると梅雨前線は
ずいぶん日本の下の方にあります。

暑い日もあり、涼しい日もありますが、
夜は寝苦しく、
すでに何もかけないで寝ている状況です。

朝はそこに猫が乗ってきて、
起こしてくれます。
猫の体内時計は正確で、
だいたいきまった時間、6時半には、
腹の上に乗ってきます。

8キロはある巨猫なので、
乗られると一発で目が醒めます。

ただ体内時計は正確ですが、
猫には当然 週の概念はなく、
日曜だろうが、祭日だろうが乗ってきます。

休みの日には、
そこからまた浅い眠りに入ることも、
することもなく起き出してしまうこともありますが、

この浅い眠りの時に、
よく夢を見ます。

心理の本には、
夢は無意識からのメッセージだ、
なんて書いてあるのを読んだことがあります。

今になっても、試験の夢や
大学での教授に怒られた時の夢を見ることがあります。
どんな意味があるのでしょうか。


糖尿病の患者さんには、診察の前に
血糖値を計って数値をカルテに書き込んでいるのですが、
先日見えた患者さん、
数値を見て、うれしそうに
「センセ、いい血糖値ですね。」
「よくないよ、301だよ。」
「あー、こっちから見ると103にみえたもんですから。」
「なるほど、それならそうだね、アハハ。」

患者さんも、カルテ見ているんですね。
あまりいい加減なことかけません。


スイレン鉢の睡蓮、咲きました。
毎年咲いてくれます、
こちらの体内時計も正確です。

すわ、入院か

2014年06月16日 | 診療
このところ、暑い日が続いています。

梅雨の中休みでしょうか。
こんな天気とサッカーのせいで、
身体が疲れて、その疲れがなかなか抜けません。

近くのケアハウスにいる祖母が、
昨日、転倒して左手と、左足が痛くて動けないと
施設の人が車いすで連れてきました。

何で昨日連絡を取らないのか、
病気と関係ないところで、
変な疑問を持ってしまいました。

それは、もう10年近く前のこと、
知人のお父さんが認知症になり、
ある施設に初めてショートステイさせた時のこと。
お父さんは、急に環境が変わり、
混乱した頭で、家に帰りたいと
夜も寝ないで騒いでいたようです。
そこで、施設側はベッドに高い柵をつけて、
降りられないようしていたのですが、
お父さんはその柵を乗り越えようとして転倒。

翌日、施設側は家族に知らせないで、
お父さんを病院へ。
結果は骨折と脳出血
病院から帰ってきて、初めて家族に連絡をとった。
そんなことがあったことを思い出したからです。

祖母は、8年ほど前、左の大腿骨を骨折し、
入院した経験が」あり、
僕は真っ先にそこの骨折を疑いました。

左の上腕骨には間違いなく骨折があり、
大腿骨のほうは、以前の手術の金属があり、
形も変形しているように見えたので、
紹介状には上腕骨と大腿骨の骨折と書きました。

であれば、当然入院でしょう。
その心づもりで送り出したのですが、

診察の結果、大腿骨は大丈夫とのこと。

自分の誤診のことなど忘れて、
入院しないで本当によかったと
安堵しました。


梅雨の季節の花
アジサイが咲き始めました。




裸足の王様

2014年06月10日 | 診療
昨日は栃木県今市、日光で雷雨が激しかったと
ニュースで放送していました。
幸い当地では、いつ降ってもおかしくない空でしたが、
昼間のうちはどうにかもってくれました。

雷雨の激しかったところから通っているスタッフに聞いてみると
家に着いた頃はもうやんでいたようですが、
途中通った黒川が 増水して
河川敷まで水があふれていたとのことです。

六月に入り、天候の変化が目まぐるしく変化しています。

さて、6月と云えば 衣替え。
当院でもささやかな衣替えをしました。

スリッパを冬バージョンから夏バージョンへ変更です。

ビニール生地の抗菌仕様なのですが、
暖かくなってくると裸足でみえる患者さんも多くなります。

ビニール生地だとかえって、足がベタベタしちゃうかなと
つまらないことを考えたりしています。

それよりなにより、
他人が履いたスリッパを
裸足で履くのは、嫌じゃないのか、
裸足で履かれたスリッパを
あとから履くのは嫌じゃないのか。

朝の掃除の時、
スリッパの内側まで拭くようにしていますが、
裸足で履かれたスリッパ、
頭の中をスリッパがグルグル回っています。

顔色や表情を診るのを視診といいますが、

このところ、患者さんが入ってきて、
真っ先に見るのは、裸足かどうかです。

みなさん、靴下を履いてください。


尋ね猫

2014年06月09日 | 動物たち
梅雨入りしたと思ったら、
大雨が続きました。

さすがに雨の日は外来も暇になります。
「大雨が一週間も続けば干上がってしまうかもしれません。」

どこかでそんな言葉を聞いたことがあるような。

そうそう、よく行くスナックのママさんが云っていたのを
思い出しました。
おんなじですね、うちも。

以前にも書きましたが、
最近家の庭によくやってくる小さな猫がいます。

こちらも飼うつもりもないので、
餌をあげたり、
おいでおいでをしたりせず、

お互い空気のように接しています。
でも姿を見ないと
どうしたのかな、
痩せているから、大丈夫かな
などと気になります。

先日、ドラッグストアーに行った時、
尋ね猫の写真が貼ってありました。
その写真がうちに来るその猫に似ているのです。
住所も近いのです。
その話を、家族にしたら、
娘も見ていたようで、
云われてしまいました。

「尋ね猫は、オスで、うちに来るのはメスだから違う猫だよ。」
ああそうかと納得。
僕は雄か雌かなんて、全然気にしていませんでした。

年頃の人は、そういうとこ見ているもんなんですかね。





メダカと亀

2014年06月02日 | 動物たち
このところの暑さは、
身体が暑さに慣れていないので、
結構こたえます。
家の中で、ジッとしていればいいのですが。

メダカの卵は、この暑さを待っていたかのように、
孵化がはじまり、
一匹、また一匹と体長1ミリか2ミリほどの
小さな稚魚が泳いでいます。

最初の日は2匹だけだった稚魚を、
目を皿のようにして、幾度も幾度も
数えていました。

次の日は5、6匹は数えられましたが、
さらに次の日は、
もう数えるのはやめました。

順調に孵化が進んでいればいいのですから。

あとは、日に数回餌を与えるだけです。
一ヶ月もすれば体長5ミリほどに
なってくれるはずです。

さて、こんどは亀。
去年は卵を産まなかった水槽の亀、
今年は、産む気配はまだなかったのですが、
娘がが卵に気づいた時には、
もう6個も産んでいて、
驚かされました。
無精卵なので、孵ることはないとわかっていても、
庭に埋めてあげるのですが、
今年は、全部の卵を、つぶされてしまいました。
なんだかかわいそうなことをしたような気になります。

ところで自分の動物好きは、何でだろうと思うと、
昔NHKでやっていた「みんなの歌」
この中の「手のひらに太陽を」思い出します。

この歌で、生き物は大事にしないといけないんだな
と思うようになったのかもしれません。
ひょっとすると、今の仕事をえらんだのも、
関係があるのでしょうか。

庭の薔薇が咲きました。