診療所だより

開業医gobokuの日記

こんなこと考えながら、
こんな生活しています。

いなくなった子猫

2014年09月30日 | 日常
このところ秋晴れのさわやかなお天気が続いています。

でも、目をちょっと世の中に向けると、
御嶽山の噴火などという予想だにできなかったことが、
起きています。

少し前まで、
デング熱やら、大雨による土砂崩れなど、
こちらも大問題、大災害になりました。

あらためて大自然の圧倒的な力に、
驚かされます。

もう今年はそういうことが起きなければいいと
願っています。

さて、
先週、「その後の子猫」というタイトルで書いたのですが、
あれから、
子猫は姿を見せることはなく、
親猫がときどきやってきては
昼寝をするだけになりました。

きっとどこかの誰かが、
子猫を連れていたのではないかと、
思っています。
大事に育ててくれればいいのですが。

猫の立場からすると、子供を
誘拐、拉致されたことになり、
そう思って親猫の姿を見ると、

なんとなく、元気がなく、
心ここにあらずという
立ち振る舞いにもみえることが、

寂しさを誘います。

その後の子猫

2014年09月22日 | 動物たち

8月中旬、段ボールの中で生まれた子猫は、
結局、生き残ったのは一匹だけで、
その子猫を母猫があちこちに場所を変えながら
育ててきて、
やっと一ヶ月ちょっと。

その子猫もどうやら目が悪いらしく、
片方の目が白いよう。

猫というものの生まれてからの成長、

どのくらいで、歩き出してくれるのか、
食べ物を食べるようになるのか

さっぱりわからなくて、
1週間ぐらいで歩き出すんじゃないかと
こっちがかってに、想像していて、

もう1ヶ月経つのに、歩き出さないのは
どこか悪いんじゃないか、
このまま育ってくれるのか、と
心配をしていました。

しばらく見ないと、大丈夫か
なんて、思っていたのですが、

ここ数日前から、
家の近くの犬小屋に居付くようになって、

成長具合がわかってきました。

最近では、やっと立って、少し歩けるようになりました。
最初に立ち上がる時を見ていたのですが、
子鹿が立つように、心許なく、
やっと立った時は、
ヤッターと心に中で、
泣いていましたね。




超能力

2014年09月16日 | 診療
秋が段々深まってきました。

日の出や日の入りが遅くなり、
暗くなるのが早くなってきました。

来週はお彼岸で、千葉までお墓参りの予定です。
いつも、一人で行くのですが、
春にお墓の修理を頼んだので、
それがどうなっているのか確かめると
カミさんが言うので、
二人で行くことになりました。

稲刈りも半分ぐらい済んだようです。
この時期になると、きまってお見えになる方がいます。

稲科の植物にアレルギーのある方です。
「せんせ、秋の花粉症になりました。薬下さい。」

カルテを見ると、去年の9月11日受診しています。
そして、今年来院されたのが9月12日でした。
こんなにピッタリ日にちが合うのが不思議です。

本人が手帳に記録をつけているといるとは思えません。
やはり本人の鼻のセンサーが敏感なんでしょう。
こちらは花粉症の「か」の字もないくらい鈍感です。

そういうふうに考えると、人それぞれで身体の能力は
敏感なひと、鈍感な人、
それぞれでかなり異なっているのだろうと思えてきます。

視力 2.5の人、
絶対音感の人
何カ国語も話せる人、
一回見た景色を正確に記憶できる人
テレビで放送されていた色々な能力のある人たち。

きっとあのような特殊な能力を持つ人は
実際に存在するのだろう。
昨日、超能力者のテレビを見て、
そんなことを考えてしまいました。

同級会

2014年09月10日 | 日常

先週、中学の同級会が盛岡でありました。
1ヶ月以上前から電車の切符を取り、
4ヶ月以上前からホテルを予約して。

これだけでも十分気合いが入っていますが、

更に、午後の診療を休んでまでして、
盛岡に乗り込んでいきました。

ちょうど誰も住んでいない実家を
手放そうと思っていて、
母が使っていた歯科のユニットの片付けが
終わったとの連絡もあり、
実家にまず寄って、
どんな具合か確かめることにしました。

かつて、自分と両親が住んでいて、
今は誰も住んでなく、荒れ放題の家を
見るのは、
心苦しく、息が詰まるようで、
一気にテンションが下がります。

ある程度かたずいればよし、
見覚えのある品がたくさんありましたが、
処分してもらうことをお願いして、
逃げるように実家を後にしました。

それから同級会です。
乾杯まで、待たされたこともあって、
その後は一気に盛り上がり、
時の経つのも忘れて、
二次会、三次会と流れていき、
お昼頃お開きになりました。

翌日、誰とどんなことを話したか、
思い出そうとしましたが、
場面のいくつかは思い出せましたが、
内容はさっぱり覚えていませんでした。
楽しかったという気持ちだけ残っています。

まあ、そんなものでしょう。





デング熱

2014年09月01日 | 診療
先週の1週間は、気温が低くすかっと晴れた日もなく、
パッとしないお天気です。

8月の半ば頃だったでしょうか、
インドの方と結婚された方が、
お子さん連れでやってきました。

高い熱がでて、体調が悪そうです。
「昨日インドから帰ってきました。
向こうで熱がでて、お医者さんにみてもらいました。
向こうではデング熱が流行っているそうで、
その可能性もあるから、
日本に帰ったら、みてもらうように言われたので、
やってきました。」
とのことです。

こちらの不勉強で、
デング熱の症状がわからないので、
あわてて教科書を引っ張り出して
読んでみました。

すると、幸いその子は症状に合ないので、
可能性は低いと思われ、
「ちがうみたいですよ。」といって
返したのですが。

もし、可能性があったら、保健所へ連絡だなと
心の中は穏やかではありませんでした。

そしたら、先日、
東京でデング熱発生です。
ビックリしました。