診療所だより

開業医gobokuの日記

こんなこと考えながら、
こんな生活しています。

平成20年7月28日

2008年07月29日 | 日常
からっと晴れずに、ムシムシとした暑い日です。

昨日までに巣立ったツバメたちは
まだ近くの電線にとまって、飛行練習をしているようです。

夕方、玄関の外に出てみたら、しっぽの短いツバメが数羽、
ぐるぐると、飛んでいました。

玄関マットの上の、ツバメの糞を片づけることが、
日課になっていたのですが、
巣立ってからは、もう、そうすることもなく
なんだか、複雑な気持ちです。


糖尿病で通院している南条さんの血糖値のコントロールが悪いのを、
いつも気にしていました。

今日も、夕方の血糖値が300近くあります。

なにを食べたか、聞いてみると、
朝の残りのウナギを、お昼に食べたと言っています。

それじゃあ、高くなるわけです。

「ウナギ、よく食べるのですか?」と聞くと、

「先生、滅多に食べませんよ。たまに食べるだけですよ。」
というので、
あぁ、そうなのか、と思って、

「半年に一度ぐらいですか。」
すると、

「たまに、一週間に1回ぐらいですかね。」

えっ、「たまに」って1週間に1回ぐらいなの。

人の感覚というのは、様々なものです。

ちなみに、うちのスタッフに聞いてみると、
やはり1週間ぐらいという方も
おりました。





平成20年7月27日

2008年07月27日 | 日常
昨日、玄関の前の電線に幼いツバメが、とまっているので、
巣立ったのかな、と思っていました。

子ツバメは、しっぽが短くてすぐわかります。
電線にとまっていても、親鳥が餌を運んできています。

巣のほうにも、餌を運んでいるので、
まだ巣立っていない子ツバメも、いるようです。

そこで、今日は玄関のカーテンに隠れて、
巣を観察することにしました。

すると、
一羽の子ツバメがまさに巣立っていこうとしているところでした。

巣の端にとまって、
羽をパタパタやっています。

でも、パタパタするだけで、しばらくすると
巣の奥に引っ込んでしまいます。

そうすると、親鳥がやってきて、
催促をするように、ちょっとだけ巣にとまっては、
離れたところで、ピーピー鳴いています。

早く飛んでおいで、といっているようです。

何度かそんなことを繰り返してはいたのですが、

何度目かの時には、ちょっと変化がありました。

子ツバメの鳴き声が、早くなってきたのです。
それに合わせるように、
親鳥の鳴き声も、早くなってきました。

子ツバメが「ピーッ」と鳴き終わらないうちに、
親鳥が「ピーッ」と 重ねて鳴いています。

僕にはまるで、
「いくよ」「いいよ」
「いくよ」「いいよ」
「いくよ」「いいよ」
といっているように聞こえました。

いよいよかなぁ。


そして、今までは
おしりを外に出していたのですが、

初めて外のほうを見て、
親を確認してから、

飛び出していきました。
巣立ちです。

ヤレヤレでした。

平成20年7月22日

2008年07月23日 | 日常
今日は暑い日です。

ジローの散歩は朝でなければできません。
その朝でさえ、結構気温は上がっています。

補修したツバメの巣には、親鳥たちは違和感があるようで、
近くを旋回したり、近くにとまったりして様子を見てから近づくのですが、
それでも、とまって餌をあげられない鳥や、
そうかと思うと、一直線に巣にとまって、餌を与えている鳥がいます。

どうも、餌を与えに来ている鳥は、オスメス2匹だけではないようで、
そういえば、巣が落ちたとき、
ピーピー鳴いて近くを回っていた鳥も、
4羽ぐらいは いたように思います。

卵を産んだメスは一匹でしょうから、
それ以外は、
俺の子だと思っているオスが3匹
ということになるのでしょうか。
なんだかなぁ。

ジローの餌は僕が作るのですが、
カミさんが、
「昨日食べたものを吐いていたわよ。」
と、言っていたので、

今日はスペシャルメニューです。
鶏肉を切ってゆでて、キャベツを少し入れてと、
あとは、残りのご飯を入れれば完成です。
味もオッケーです。
そういえば、胃の調子が悪いようだから、
胃薬でも入れてやるかと、
一錠入れてゆでていて、
また味見したら、
とんでもなく、にがくなっていました。

これでは、食べられないと、ざるに空けて、
水で洗って、またすこし煮込むことにしました。

ぜんぜん味がしなくなってしまったので、
固形スープでも入れようと、
棚からそれらしきものを見つけて、
「まぁ、半分ぐらい入れておけばいいや。」

また、味見をすると、
とんでもなく辛くなっていたのです。

よく見ると、トムヤンクンの素の固形スープでした。

ヤレヤレ

平成20年7月21日

2008年07月22日 | 日常
天気予報では、34度ぐらいになるといっていたのですが、
過ごしやすい気温です。

このところの天気予報は、あまり当たらないような気がしています。

メダカは、順調に育っていて、
何十匹かの、子メダカが孵っています。

別の水槽のオタマジャクシも、これまた順調です。

ツバメも順調に、4羽のヒナが育っていたのですが、

夕方、ツバメの鳴き声がキーキーと、やけにうるさく、
警戒時の声だったので、

玄関に出てみると、

巣が落ちていて、ヒナが震えていました。

そのまわりを、親鳥と思われるツバメが、
キーキーと鳴きながら、飛び回っているではありませんか。

土でできた巣が割れて落ちたのです。

あわてて、4羽を捕まえて、玄関の中に入れ、
カミさんを呼んできて、どうしようかと考えましたが、
「とり屋」さんにいって、藁でできた巣を買ってくることしか、
頭に浮かびません。

車を飛ばして、藁でできた巣を買ってきましたが、
さて、これからどうするか。


割れたもとの土でできた巣を、藁の中に入れ、
それを元の場所にテープで貼り付けることにしました。

外から見た巣の形が、ちがうのか、
高さがちがうのか、

掛け替えた巣に、親鳥たちは近づいてくるのですが、
巣にとまってヒナに餌をあげてくれません。

やはりダメかなあと、30分ぐらい見ていたら、
やっと一羽の鳥が餌をあげてくれました。

ヤレヤレです。


平成20年7月11日

2008年07月12日 | 日常
午前中はどんよりと、相変わらずの梅雨空です。
午後からは、雷が鳴って、夕立がありました。
久しぶりです。

僕の右膝は、痛風の薬を飲んだら、
痛みも腫れもとれ、
普通に歩くことができるようになりました。

ということは、
やはり痛風だったということでしょう。

ヤレヤレ。

といって、ビールを控えようという気もなく、
一年で一番おいしい時期なので、
ガンガン飲むぞ、と
カラ元気です。
痛くなったら、その時はその時。


ツバメは、一日中巣に餌を運んでくるのですが、
ヒナも、声を立てないようにといわれているのでしょうか、

全く鳴き声がしません。
なので
何羽いるのか、
本当に元気でいるのか、

ぜんぜんわかりません。

そのうち、顔を見せてくれるでしょう。


このところ外来はヒマで、
こちらでは、
閑古鳥が、大きな声で鳴いています。

平成20年7月8日

2008年07月09日 | 日常
相変わらずの梅雨空です。

雨が降るのではなく、曇っていてちょっとだけパラパラきます。

最初にメダカが孵った水槽の中をよく見ると、小さな黒いものが動いていました。
目をこらして見ると、オタマジャクシです。

そういえば何日か前、アオガエルがいたことを思い出しました。


小さなメダカが食べられてはいけないと、
そこにいる子メダカたちを、
別の子メダカの水槽に、
移すことにしました。

しかし、オタマジャクシとは、予想外です。


昨日から、左の膝が何となく痛くなり、腫れてきました。
歩くのに、びっこをひくようになりました。

ちょっと触ると、痛い部分があり、
なんだろうと思っていました。

今日になって、痛みは強くなり、赤くもなってきたようです。
ぶつけたわけでもないし、なんでだろうと頭をひねっていたのですが、

とりあえず、冷やしておけばいいだろうと、保冷剤を膝に巻きながら、
診療をしていました。

午後、高血圧で通院中の長坂さんが見えました。

「先生、足が痛くなっちまったんだ。

この前の痛風がぶり返したみてえだ。」

と入って来るなり、話し始めました。

長坂さんの痛風はくるぶしに出ています。

僕の頭の中で、文字が点滅しています。
「痛風」

僕の膝も、それかもしれない。
このところ、カミさんに隠れて、
患者さんから戴いたビールを飲んだりしていたし、

もともと、尿酸値は高かったことを思い出していました。

外来の看護婦さんも、「そうそう」という顔で、
うなずいています。

長坂さんが帰った後、
すぐ採血をして、尿酸を調べることにしました。
もちろん、薬も飲みました。

患者さんから、診断のヒントをもらうなんて、

ヤレヤレです。




平成20年7月6日

2008年07月07日 | 日常
朝から、とても暑い日です。
昨日は、一の沢さんと飲みに行ったので、朝はゆっくりです。

飲んだ翌朝が休みだと、ゆっくり寝ていられてうれしいものです。

メダカの赤ちゃんは、順調に孵っているようで、
今は20匹ぐらいいるでしょうか。

もうちょっと大きくなったら、受付において、
里親を捜してみようかな、などと考えています。

外出から帰って、
診療所の玄関を見たら、

マットの上に、ないか白いものが落ちていました。
触ってひっくり返してみると、
卵の殻です。

玄関の上の、ツバメの巣から落ちてきたものにちがいありません。

まだヒナの鳴き声は聞こえないのですが、
きっと、ヒナが孵ったのだと、信じています。

平成20年7月4日

2008年07月05日 | 日常
このところ、夜更かししてしまい、朝の散歩が滞りがちになっています。
犬のジローが散歩の催促をするのですが、「ごめん」と言って、
勘弁してもらっています。

風邪の時期に、風邪の患者さんが多いのは、
風邪がうつるからと、説明がつくのですが、

先週から、
腸閉塞と思われる患者さんが、
続けて3,4人やって来て、
ここでは入院できないからと言うことで、
中核病院に紹介して、皆さんその病名で、
入院となってしまいました。

腸閉塞も、うつるのかねえと、
看護婦さんと話したりしています。

腸閉塞なんて、ここ何年も患者さんはいなかったのですが。