診療所だより

開業医gobokuの日記

こんなこと考えながら、
こんな生活しています。

聴診器

2012年06月26日 | 日常
6月も後半になり、
少しずつ気温が上がってきました。

34度などという日があったのですが、
冷房を入れずになんとかしのぎました。

この時期になると、
背中に聴診器を当てると、
うっすら汗ばんでいる患者さんも出てきます。

そこで、
看護婦さんに、「そろそろ拭こうか」といつもの合図。

一人の患者さんが終わると、
看護婦さんが、聴診器を酒精綿で拭く作業が、
涼しくなるまで続きます。





メダカ

2012年06月18日 | 日常
暖かい日があったり、肌寒い日があったりと気温がめまぐるしく変わっています。

先日の暖かい日のあと、
中高年の女性が、気持ちが悪いとやってきました。
聞いてみると、
半日外で草むしりをしていたといいます。
「水分はとっていたの?」と聞くと、
とってなかったと言う返事。

熱もあるので、熱中症でしょうか。

自分でも熱中症になったことがあるので、
熱中症の症状は少しはわかるのですが

そのときは、視界が真っ白くなったり、
生あくびがやたら出たり、
とにかく身体がどうしようもなくだるくなり、
身体の調子の悪いのが、一週間ほどつづくような状態でした。

「この一週間は無理しないようにね。」
と言って、点滴をすることにしました。

ふと診察室の机の上に置いてある水槽に目をやると、
メダカたちがこっちを向いています。、
「おまえたちは、水の中で熱中症にはなんないね。」

そんなことを、心の中で思ったりしました。





ヤレヤレ

2012年06月11日 | 日常
梅雨に入りました。

診療所の回りの植え込みには、サツキが植えられているのですが、
今年はいつもより遅く花が咲き出しました。

道路沿いのサツキは終わってしまったので、
梅雨空のした、なんだかここだけ、ちょっと明るい感じがします。


先日爪を削り残した林さんが、
ひょっこり顔を出しました。
「今日は、薬だけでいいよ。」と言う林さんに、
「雨が降る前に、終わるからやっていこう。」といって
無理矢理ベットに連れてきて、足の爪を削りはじめました。
思ったより時間がかかってしまい、ポツポツと雨の気配。

なんとか本降りになる前に、帰ることができたので、
林さんもヤレヤレ、僕もヤレヤレでした。

植木屋さん

2012年06月06日 | つれづれに
診療時間の前に、ときどき植え込みの草むしりや、
中庭の剪定などをすることがあります。

患者さんが見えれば、やめて診察をするのですが、
見えなければ、呼ばれるまでやっています。

先日などは、
中庭で草むしりして、
植えてあるカクレミノの剪定をして、
その後片付けまで終わっても、
まだ呼ばれないので、

植木屋さんになった気分でした。

おかげで、雑草だらけの中庭が、
きれいになりました。

でも写真で見ると、あまりきれいではありませんね。



爪白癬

2012年06月04日 | 日常
花粉症が終わると、めっきり患者さんは少なくなります。
5月も、そういうわけで外来は暇でした。

月初めの恒例行事、
レセプト点検も、患者さんの数が少ないので、
早々と今日で終わりになりました。

ヤレヤレです。

続くときは、続くもの。
そんな内容をここに書いたことがありましたが、

先日も、
足の爪白癬で、
「ツメが厚くなって、爪切りでは、はぎれないんだよ、先生。」
というので、みるとすごい状態。

ニッパーやヤスリで整えてあげたのですが、

同じような患者さんが、また一人。

さらにもう一人。

トータル3人が、午前中に来て、
一人40分ぐらいかかるので

最後の一人の一番ひどいツメは、
「林さん、悪い。この大物は時間がかかるから、今度やるから。」って言って、
勘弁してもらいました。

ベンジャミンの鉢に置いていた、
羽蝶蘭がかわいい花をつけてくれました。

ジャーマンアイリス

2012年06月01日 | 日常
患者さんから、ジャーマンアイリスの花をいただきました。
毎年この時期に、届けてくださいます。

「ありがとうございます。一番目立つところに飾りますから。」

玄関のスリッパの棚の上に飾りました。

辺り一面、良い香りに包まれました。

本当に有り難いことです。