ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

70日ぶりに逢う母と、今日の花

2006年01月11日 | ふるさと 他
  奈良・田原本の天気は曇りです。気温は午後1時8度Cです。昨日は70日ぶりに母に逢いに妻と一緒に帰省した。冬季の気候急変を考えスノータイヤを付け、早朝出発したが通常1時間弱で泉佐野港に着くところが慎重に走った為か1時間10分を要した。
 午前6時40分出港のフェリーは晴天の大阪湾、関西空港連絡橋の下を通過し空港南端を西に淡路島津名港を目指して航行した。
 後方を望むと出港した泉佐野港近くのゲートタワービルが、昇る朝日で逆光になり塔のように長いシルエットを見せていた。


 進行方向右方遠くには明石海峡の大橋が朝もやの中見えているものの、安物のデジカメでトライするも姿を捉えること出来なかった。やむなく手前に見える淡路市東浦町所在の「世界平和観音像」を写したが、高さ100㍍もあり、首の所には展望室があって大阪湾を見渡せるとのことです。
これは、 フリーの観音像写真を拝借したので、理解を深めてもらうため掲載しました。

 約95分の航海で津名港に。赤灯台すれすれで港内へ入り船尾接岸のため後進を始める。理由は、泉佐野港で船首から車を載せているため船尾から車を降ろさなければならないからです。
 ゲートが見えるところに船尾を着けるのです。徳島まで鳴門大橋や鳴門海峡の絵も載せたいところですが、奥方はめっぽうメカに弱い為、走行中撮ってもらえません。高速バスを使わない限り掲載不可能なのです。(笑)

 
 母の家に着いたが母はベッドで休んでいた。母に近づき「しんどくない?」と声をかけると、眼を見開き、「○○○○遠いところ来てくれたん!」と名前を間違えず言ってくれたのには先ず安心した。
 実の親以上に永く一緒に暮らしてきた姉は「まともに話してもすぐ忘れるんよ。世話するのもしんどいけど、される方も辛いみたい」と祖父のほか姑(舅)3人と暮らしてくれた姉は話したが、優しい姉に感謝する適切な言葉は見つからなかった。 
 さて、今日の誕生日の花はラン科の胡蝶蘭とのことで、花言葉は「幸福が飛んでくる」とのこと。飛んで来なくてもいいから普通の速さで来るなら来てもらいたいものです。 歌人 鳥海昭子さんの短歌は

       真っ白な花を連ねる胡蝶蘭
              鏡開きの今日を浄(きよ)める
と詠まれています。コメントは画面上で流します。


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1月11日は鏡開きです。

伝統的な正月の行事や風習に

なじまない洋ランですが、

祝い事や改まったときの花として

贈られることが多いようです。

縁起がいい花ことばです。

           鳥海昭子


 

雪降るなと奈良からの祈念と、今日の花

2006年01月09日 | 生活一般のこと
  奈良・田原本の天気は晴天です。でも気温は、午前7時30分には零下4度で大変寒いです。どのテレビでも長野県、新潟県山間部の降雪被害の報道に接しますが、本当にお気の毒に思っています。自然現象には逆らえませんが、お身体だけはくれぐれも大切にして下さい。 外気が降雪しているため入りませんので、一酸化中毒や火災にも注意して下さい。 大和の空から祈っています。 中野市の元喜フルーツの御家族の皆さんも頑張って下さい。

 さて、【NHKラジオ深夜便 誕生日の花と短歌365日】の今日の誕生日の花は、ツバキ科のカンツバキです。花言葉は「紅一点」とのことです。元喜フルーツさん方では紅二点でしたね。老若紅の力を合わせて雪と戦って下さい。

 鳥海昭子さんの短歌は、
          誰もいない小公園のカンツバキ
                      紅一点の無心の深さ
と詠まれています。


  鳥海昭子さんは
「人気のない小さな公園に一本のカンツバキが紅い花をつけました。色の乏しい季節にその紅さは、まるで何かを訴えかけているようです」とコメントされています。
                       



春の七草と今日の花

2006年01月07日 | 観光・行事紹介など
  奈良・田原本の天候は曇りで、午前9時30分の気温は2,5度Cで、雪は降っていません。大変寒いです。(北国の方には怒られますが)
 今日は春の七草粥を食べる日とのことで、近くのスーパーマーケット野菜売り場には、春の七草をセットにしたのが沢山陳列し、多くの主婦が買っていました。

 我が家の庭には、ナズナ(ペンペン草)と、ハコベがありますが3センチ程にしかなっておらず、1セット買ってしまいましたが、なんでも皆と同じことをしてしまう自分に反省・・・・。
緑豊かなこのセットを、雪で苦労している北国の方に差し上げたら喜こぶだろうにと、ふと思ってしまう。

 今日の誕生日の花は、春の七草の中のハコベで、ナデシコ科に属しているので驚きました。花言葉は「追想」とのことです。
 歌人 鳥海昭子さんの短歌は
          湯気の立つ七草粥にさみどりの
               ハコベ際立つ今朝のめでたさ
と詠まれています。
 鳥海さんのコメントは、例にならってアップ画面上で紹介します。    

PS
奈良・田原本は午前11時から粉雪が舞い始めています。

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1月7日には七草粥をたべます。

粥に浮かぶハコベの緑が美しく、

清々しく めでたい気分に

なります。 土地の呼び方

だったのでしょうか、

私は ヒヨコグサと

親しんでいました。

       鳥海昭子



年末ジャンボ宝くじと、今日の花

2006年01月05日 | 生活一般のこと
 奈良・田原本の天気は曇っています。気温は午前9時30分現在3度で、真夏に生まれたせいか寒さには弱く、春の来るのをアゲハ蝶のサナギのように静かに待っているところです。 

 話は変わりますが、年末ジャンボ宝くじが当たりました!!!
3000円1枚と300円2枚でした。いつも300円だったのが今年は3000円。得もしてないのになにか嬉しいのは何故なんでしょう?「まるで馬鹿みたい」でなく本当に馬鹿ですが・・・。今年もあまり良い事は望めませんが頑張りたいと思いまーす。
 しかし、昨年の11月30日の(肺癌検診で保健センターへ)と題したブログで、検診車を【日本宝くじ協会】が寄贈しているのを書きましたが、少しは社会に貢献していると思わなければ・・・。(救われない)

 さて、今日5日の誕生日の花はバラ科の梅(ウメ)で、花言葉は「澄んだ心」とのことです。鳥海昭子さんの短歌は
      
         澄みわたる正月五日庭の梅
             凛々(りんりん)として ひとつひらきぬ
と、詠まれています。南国では梅の花開いているのでしょうか?我が家の庭の白加賀の蕾は、叩いても割れないほど硬いです。鳥海さんのコメントは画面上でどうぞ。

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松の内はまだ本格的に

世の中が動き始めて

いないせいか、空は青く

澄み渡っています。

木々の葉が落ちつくした庭に、

ウメの花が春の予兆のように

きりりと一つ開きました。

           鳥海昭子

2006年の始まりと、誕生日の花

2006年01月03日 | 生活一般のこと
  奈良・田原本町の天候は曇り時々晴、西風強く気温は午前9時、温度計は5度でした。皆さんも清々しい気持ちで新年を迎えられたことと思います。いろんな抱負を持たれていることでしょうが、私は3月末で終了する自治会班長の任務が、無事後任の方にバトンタッチ出来るようにと、ささやかな願いをしました。
 しかし、現在の自治会長が退任されるため、希望者が複数なら選挙になり投開票の仕事もあるようで、果たしてどうなることやら・・・。

 例によって、(NHKラジオ深夜便 誕生日の花と短歌365日)の今日正月三日の花は、ヒガンバナ科の【スノードロップ】とのことです。水仙によく似た花です。
 花言葉は「初恋のため息」とのことですが、残念ながら私はため息をつくような初恋の想い出の記憶が無いことからすると無かったのでしょう。(笑)
 歌人 鳥海昭子さんの短歌は、

         五十年経て なお慕う人があり
                スノードロップの淡いため息
と詠まれています。羨ましい限りです。どのような初恋だったのかお聞きしたいですが、鳥海昭子さんは昨年10月9日に急逝されたのです。
 この短歌についての鳥海昭子さんのコメントは、スノードロップのアップ写真上で紹介致します。 

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「雪の花」の別名を持つ、
かれんな花です。

半世紀を経てもなお大切に
想う人がいます。

うつむいた優しい花の姿は
「初恋のため息」を
ついているようにも見えました。
           鳥海昭子