ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

起こしに回った救急車と誕生日の花

2006年06月24日 | はてな?・・・
  奈良・田原本は晴れています。一躍全国に名を馳せた結果、「タワラホンマチではありません」などと説明する必要もなくなりました。事件発生以来、腹の中に漬物石が入っているような気分です。また、騒いでいたサッカーも敗退したので少しは落ち着くでしょうが、「ジーコジャパン」に対しても、田原本の放火殺人被疑少年の親同様、過大な期待をかけ過ぎていたのではないかと思います。ファンも子育て中の親も、足元をよく見て歩くべきでないかと思ってしまいます。
  
 サッカーは昨日の早朝ブラジルと対戦した訳ですが、中継の始まる前の午前3時20分ごろ、行き止まりの奥にある我が家の前まで救急車がけたたましく「ピーポ」を鳴らしながらやって来たのです。
 普通、要請した家のかなり手前で「ピーポ」を止めるものですが鳴り止みません。「誰が、何があったのか」と飛び起きたのです。いくら早寝早起きの私でもこの時刻には熟睡していたので、突然のけたたましい「ピーポ」には思考回路が繋がりません。しばらくしてサイレンは鳴り止みましたが、救急隊員は誰も下車せず、バックし何も無かったかのようにサイレンを鳴らし、次の交差点を右折し走り去りました。
 我が班の住人全部を起こしながらも挨拶もありませんでしたが、「道間違えたんです。ゴメンチャイ」とマイク放送をして行けば、「お疲れ様です」と感謝しますし、「可愛いものよ」と親近感が湧くのにと思ったりしたものでした。(笑)
 管轄の救急車が道を間違えると言う事は、大変な患者を搬送中でなかったかと推察しますが、なかなか「ピ-ポ」が止められなかったのはかなり狼狽していたのではないでしょうか。事故の無いよう仕事してもらいたいものです。いつも走る姿を見ては「事故せんよう行ってや」と祈っているのですよ。しかし、昨日一日は頭の中に小石が入っているようでした。

  さて、今日の誕生日の花はツツジ科の【レンゲツツジ】で、花言葉は「情熱」とのことです。  歌人 鳥海昭子さんは、
        高原はレンゲツツジの朱に燃えて
               あなたをわたしを かくしてしまう
と、詠まれています。コメントはいつもどおり画像上です。

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高原を覆うように

咲きみだれるレンゲツツジに

包まれてたたずんでいます。

もう人目も気になりません。

誰も彼も

花に埋まってしまいます。

         鳥海昭子