ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

私の目覚まし時計(近鉄電車)と誕生日の花

2006年06月28日 | 生活一般のこと
  奈良・田原本は曇りです。湿度高く少し動くと汗をかき、テレビを観ても不愉快な出来事ばかりの報道で、心も身体も梅雨真っ只中というところです。
 三十数年前、中学校が非常に荒れた時代では無かったでしょうか。
そんな記憶があるのですが、当時私の勤務場所近くにも非行で名を馳せている中学校がありました。歩道を歩かず車道をふざけながら歩いている集団がいたので、車で通りがかった私は「歩道あるかな危ないぞ」と注意したところ、少年はどのように返事したと思いますか・・・?(回答は次回へ・・・ではなく)
 悪ぶれた素振りも見せずに私の顔を見て、
    「オッサン!危なかったら気つけて行かんかい」
とお返事されたのです。(笑)
 その時は何故か腹も立たず、「コイツ、うまいこと言いよんなぁー」と感心して通り過ぎたのですが、その学校の教頭先生へ連絡したのは言う迄もありません。
 このところ少年による凶悪事件が多発していますが、子供の年齢から考えると、これらの犯罪少年の親達は、この頃の中学生ではなかったのではないだろうかと思ったりもしているのです。
  
 この単線を走るワンマン電車は、以前にも紹介しましたが、近畿日本鉄道田原本線(西田原本駅~新王寺駅)の我が家の横を走る私の目覚時計なのです。毎朝5時19分決まって通り、目覚めかけた私を起こしてくれる大切な電車です。乗客は多い時で2人、時には無人ですが、天王寺・阿倍野へ出るには使い勝手良い電車さんを再度紹介しました。

 さて、今日の誕生日の花はユリ科の【ササユリ】で、花言葉は「希少価値」とのことです。人は誰でも一人一人が「希少価値」ある存在と思いますが、その人しか持ってない価値を自ら捨て、社会のルールを無視したり犯罪にまで走ってしまうのは何故なのでしょうか。歌人 鳥海昭子さんは、
      お祭りの 巫女の持ち舞うササユリの
               淡いピンクのさみしいまでに
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上です。
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ササユリを手にした

巫女の舞が奉納される、

古式ゆかしい神事を見ました。

かざされたササユリの

ピンクが心に残っています。

          鳥海昭子

  既に終わっていますが6月17日、奈良市の率川神社の三枝祭り(百合祭り)がありますので、観光案内のURLを貼付しておきます。興味ある方はご覧下さい。
   http://www.kasugano.com/kankou/isagawa/