ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

時間待ちに困って談山神社へと、今日の花

2006年06月16日 | 観光・行事紹介など
  奈良・田原本は朝から晴れています。気温は30度になるとの予報です。
 昨日、妻が失業保険の手続きの一つ、ハローワークでの講習会参加ということで送って行きました。所要時間は2時間半とのことで、時間待ちのため雨降るなか、談山神社へ行きましたので紹介します。
 私は神社仏閣はあまり興味を持っていませんが、「談山」という名は、中大兄皇子と中臣(藤原)鎌足がこの地で国の将来を語り合ったところから付いたそうです。
 境内の案内板には、『山内には談山神社の前身である妙楽寺を中心に多数の堂舎が営まれ、今も数多くの貴重な文化財が伝えられています。春は桜・秋は紅葉が美しく、故事にちなみ蹴鞠祭が毎年春と秋に古式ゆかしく催されます』と書かれてありました。
 十数年前、東京のお客さんを明日香村と談山神社へ御案内した事が有りますが、紅葉が沢山あり非常に喜んでもらいました。紅葉の時季に来られれば喜んで頂けると確信しています。どうぞお越し下さい。また、談山神社目前には観光ホテルもあります。
 以前、県内で居ながら大晦日に家族と、このホテルで宿泊したことがあります。元日丁度仕事でこのホテルから早朝出勤したのですが、元旦の祝膳を早朝であるにもかかわらず作って下さったのを懐かしく思い出していました。
 写真は、右側手前のの大きな建物は重文の「神廟拝所」で定慧(じょうえ)和尚が白鳳8年に父、鎌足公供養のため創建した妙楽寺の講堂で、塔の正面に仏堂をつくる伽藍の特色をもち、内部壁面には羅漢と天女の像が描かれている。現存のものは寛文8年に創建した塔婆で、現存のものは享禄5年の再建再建したとの説明書きがありました。
 奥の十三重塔はもちろん重文で、定慧和尚が父の供養のために白鳳7年に創建した塔婆で、現存のものは享禄5年の再建である。木造十三重塔としては現存わが国唯一の貴重な建造物であるとの説明書きがありました。


 さて、今日の誕生日の花はシソ科の【ウツボグサ】で、花言葉は「協調性」です。歌人 鳥海昭子さんは、このウツボグサにちなんで、
         ウツボグサの花をつまみて吸いたりき
                   幼き日々の淡き甘さよ
と詠まれています。

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幼いころ、

山野をかけめぐり、

花を見つけてはミツを

吸ったものです。

大人になった今でも

ミツを吸うと、その淡い甘さに

幼い日々が不意に

よみがえります。

鳥海昭子