ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

奈良盆地は秋雨と、誕生日の花

2006年10月05日 | 観光・行事紹介など
  奈良・田原本は秋雨が静かに降っています。気温は20度ですが、皆さんお変わりありませんか。「ノブト」は数日前からの軽度の「ぎっくり腰」も治まり元気を取り戻しました。
    これは「無料画像掲示板」から拝借した、葛城山から見た奈良盆地南部の画像です。畝傍山・耳成山は分かるのですが、香具山が分かり辛いです。多分、この畝傍山に隠れているように思います。高架の道路は南阪奈に接続している国道24号です。南阪奈を利用しますと1時間で関西国際空港へ行くことが出来ます。画面右側のゴルフ練習場のフェンスを見て、農家の方が「夜間の明るい水銀灯のため作物の生育が狂う」と言っていたことを思い出しました。(笑)
 前方が東方、左方は北です。秋の大和路も捨てたものでは有りません。ぜひお越し下さい。

  さて、今日の誕生日の花は、タデ科の【イタドリ】で、花言葉は「回復」とのことです。
 イタドリの名前の由来は「痛取り(いたどり)」の意味で、痛みを取るからとされています。擦り傷、切り傷などに柔らかい若葉をもんで患部に塗ると出血を止めて、痛みを和らげる作用があるとされますが、実際には小さな傷の出血を止める程度との説明でした。「ノブト」は知りませんでした。と言うのはイタドリとは誰も言わず「イタンポ」と呼んでいたからではないでしょうか。
 それより、山里で育った「ノブト」は、サクラの枝を擦って皮をむいた円筒に、底と蓋を付けて容器を作って中に塩を入れ、見つけた若いイタンポの皮を剥いて塩をつけ食べたのを、春になると思い出しています。(笑) 
  歌人鳥海昭子さんは、
       ほろ酸(ず)ゆく ほろ青くさく イタドリの
                   茎かむ此処はふるさとの野辺
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは、画像上で流します。

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ふるさとの野辺で

イタドリを見つけました。

子どものころにしたように

ひょいと茎を折って口に含むと

ほのかに酸っぱく青臭く、

懐かしい風景が

よみがえってくるのでした。

           鳥海昭子



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4 コメント

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大和三山 (ゆき)
2006-10-05 17:03:49
なじみ深い景色です。こうやって見ると、大和三山は、山と言うよりは丘のようですね。右奥の方にある、なだらかな丘のようなものが香具山だと思います。

香具山の神様と耳成山の神様は、昔、畝傍山の神様を巡って争った恋敵なのだそうです。位置的にも見事な三角関係ですね。わたしとしては、なじみ深い耳成山を応援したい気分です(^^)
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コメントありがとうございます (ノブト)
2006-10-05 18:32:47
  ゆきさん、コメントありがとうございます。鳥瞰の見方に慣れていないせいか、香具山が分かりにくかったです。と、言うのは、香具山は女性のオッパイを伏せた姿と思い込んでいるためです。

 三山は本当に三角関係の位置ですね。私は畝傍山の姿が好きなんですよ。特に南から見た姿が・・・。



 授乳で苦労されているようですが、のんびりした気持で育ててください。私は二人の息子を授かりましたが、長男の時は母乳が足らず人口乳を足して、次男は全て人口乳でした。既に抱き癖が付いているようですが、泣く事は肺活量の増加に役立っているとか。

 赤ちゃんは、泣くのと寝るのが仕事です。神経質にならないようにして下さい。今の状態がずっと続く訳でありませんので。
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秋雨 (kunta-sheiiby)
2006-10-05 18:55:05
雨続きのスッキリしないお天気ですね。この秋雨前線が去れば、本格的な秋到来でしょうか。



私は昔から、ケガをした時にはアロエの実の部分で傷口を塗るといいと言われてました。色々あるんですね。でも現代っ子の私は結局マキロン頼りになってしまいます(苦笑)。
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涼しくなりましたね (ノブト)
2006-10-06 07:37:12
 kunta-sheiibyさん、おはようございます。

奈良は小雨が降り続き、気温は今、18度です。お身体を大切に過してください。

 イタドリが痛み止めとは知りませんでした。(イタンポと言っていたため)医者要らず(アロエ)は、火傷には大変よく効きますね。kunta-sheiibyさんも家事でちょっとした火傷の時使ってみては。

 風邪を引かないように・・・。 (ノブト)
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