ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

王子の帰還

2007-08-11 | 雑記
昨日仕事を終えて帰宅すると、息子がいた。
暑くて、疲れて、夕飯なんか間に合わせでいいやと思っていたのに、
息子の顔を見たとたん元気になっていそいそと夕飯の支度。
疲れも暑さも吹っ飛ぶ嬉しさに我ながらあきれる。
だから、タイトルは「王子の帰還」
映画とも写真ともいっさい関係ありません(笑)

夕飯を食べたあとは二人でのんびり「太田総理と田中秘書」を見る。
昨夜のマニフェストは、
「原爆を落としたアメリカに謝罪と賠償を求める」というもの。
久間元防衛大臣の「原爆はしょうがない」発言が発端だろう。
突き詰めれば、太田総理の言いたいことは、

日本は侵略戦争で多くの人を殺した。
世界で唯一原爆を落とされた国でもある。
ゆえに、日本は戦争を放棄する。自衛のための戦争も放棄する。
憲法9条を踏まえつつ、
そのことを毅然として世界に言える国であってほしい。

そういうことだよね?
と二人でうなづき合う。

そのあとは、息子に見せたかった、
M・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」を見る。
アメリカに行ったときの思い出など交えつつ、
アメリカという国について語り合う。
映画に負けない内容の濃さで。(ほんとか?)

人生って、時に思いもかけないことが起こるなぁと、
翌日になってしみじみした次第。くっくっく。