NASAの太陽圏観測衛星IBEX(Interstellar Boundary Explorer)の観測データから、太陽系を包む太陽圏(ヘリオスフィア)が激しく変化していることがわかった。との事です。ソースはNational Geographicからです。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20101001002&expand#title
太陽からは全方向に荷電粒子が放出されている。この流れは太陽風と呼ばれ、やがて太陽系外の冷たい宇宙空間に漂う星間物質(恒星間にわずかながら存在するガスやちり)や銀河系の磁場に衝突する。衝突の境界面には泡のようなシールドが形成され、人体に有害な宇宙線が外宇宙から太陽系に侵入するのを防いでくれている。 (途中略)「いまではこの領域が分裂してリボン全体に広がっている」と同氏は説明する。「この高密度の領域や宇宙リボンの正確な形成過程については、今日にいたるまでチーム内でも意見が分かれている。だが今回、太陽圏地図を比較した結果、この領域が比較的短期間に変化していることがわかった。(抜粋終了)
簡単に言ってしまえば、観測技術が進んで、有害な宇宙線に対する太陽系バリア(太陽からの荷電粒子が物質あるいは磁場に衝突して有害な宇宙線を防いでいる)は安定していたものではなかった。しかも、短時間に何時も変化しているものである事が分かったと言う事ですね。
うーん。宇宙って本当にダイナミックな変化をしているわけなんですね。人類の観測技術が進歩していくに従って定説や学説が変化していく。。。。宇宙もダイナミックに変動している、地球も変動していくと考える事はなんら可笑しい事ではない。。。。とちょっとでも思う方は↓をクリック。