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イスコ日記

「村上椅子」の、椅子のこと日々のことあれこれ

淡路島へ

2006-04-21 | おでかけ
淡路島にいってきました。
夜中の張り替え仕事、第3段です。
せっかくいつも行かないようなところにいけるんだから!と
夜10時からのところ、早めに出発しました。

嬉しいことに雨の予報が遅れて、とってもいいお天気。
乗ってみたかった「たこフェリー」で島へ渡ることにしました。
船に乗るということが普段の生活ではないので、それだけで旅行気分です。
明石と淡路島の岩屋をつなぐこのフェリーはその名のとおり、
白い船体に真っ赤な大きなタコの絵が描いてあります。
一時間に2本ぐらい運行しているので制服姿の学生さんも。
明石海峡大橋で地続きで行けるのも便利だけど、
橋の下をくぐって淡路島にいくのも、なかなか気分が盛り上がって楽しかったです。

さて、淡路島に着いたら、海岸線を気持ちよくドライブ。
道の駅でタマネギとか地元の特産品を買うぞ!と思っていたら、
閉まっていてがっかりしました。
まあ気を取り直して、次は温泉に。「東浦花の湯」というところにいきました。
ここは、日本三大美人湯のひとつの龍神温泉に匹敵するくらいの良質のお湯だそうで、
地元のひとでにぎわっていました。
そして、さらに車を走らせ、目的地洲本に到着です。
夕食は地元の魚を食べさせてくれる割烹、寿司のお店「福一」でいただきました。
温泉にはいって美味しいもの食べて、ああ満足…。

後は寝るだけと言いたいところですが、本番はこれからです。
仕事自体は、数が少なかったのでけっこうすぐ終わり、今度は橋を渡って帰路につきました。
ここからが、長かった…。
高速で事故か何かの渋滞に巻き込まれ、京都に帰り着いたのは午前4時前でした。
しかもその3時間後には椅子の引き取り、そして夕方までに張り替えて納品。
さすがに疲れました。

淡路島には、またゆっくり遊びにいってみたいと思います。

村上椅子のページ

デンマークの椅子

2006-04-14 | おでかけ
自分達の展示会期間中ですが、ぜひとも行っておきたい展示会が他にあり
始まる前に見にいってきました。

京都の興石という北欧家具のお店で行われているのは
「フィン・ユールとデンマークの家具デザイナー展」。
フィン・ユール、ハンス・ヴェグナー、オーレ・ヴァンシャーなど
デンマーク家具の巨匠たちの貴重な椅子を集めた展示会です。

デンマークの椅子は大好き。
高い技術があるからこそできる、線の細さと木という素材をいかした
美しい曲線、そして人間工学にもとづく、からだにしっくりくる座リ心地が、
なんともいえません。
デンマークの有名な家具デザイナーたちは、自身が職人でもあり
技術とデザインが相互に磨かれていったのだと思います。
木と技術とを知っているからこそ、無理のない美しいかたちが生まれる。
それを思うと、学校でデザインを学んでそのまま「デザイナー」になるのは
おかしなはなしですね。

さて、おいてあるものはもちろん私の手におえるお値段ではないけれど、
見ているだけでも幸せな気分。
そんな中、デザイナーの名前には疎い私でも
間違いなくすごいものだとわかる椅子に座らせてもらいました!
世界に2脚しかないという、ヴェグナーが最初に作った椅子です。
椅子としての完成度は低いらしいのですが、それでも包まれるような
座り心地でした。

置いてある椅子たちの張り方や仕様、使われている生地、材料など
じっくり観察。ああ、中身も見たい…。
ほんとうはずっとみていたかったのですが、時間がなく残念でした。
なんともいえない満たされた気持ちで、頭がぼーっとなってしまいました。
やっぱり、いいものを見ることは大切ですね。

興味のある方はこちらまで→
フィン・ユールとデンマークの家具デザイナー展

明日までです。
ついでにむらかみいす展、明後日までです。

村上いすのページ

本日休業!

2006-03-25 | おでかけ
好きなことを仕事にしてるとはいえ、休みは必要。
好きな事をしてるからこそ、いつでもその事ばかり(村上椅子のことばかり)考えてしまっているので、たまにまったくそこから離れることが大切だと思うのです。
展示会が終わるまで休んでる場合じゃない!というイスオさんをなんとか説得して、急遽お休みをとることになりました。
だって、なんていい天気!空は真っ青、気温もぽかぽかと暖かく、まさに春到来です。
このお休み、したくても出来なかった事を全部やっちゃおうとばかりに、まずは洗濯、洗濯、洗濯。その間にお布団を干して、掃除もやって、ああ、すっきり。
そして、昼からドライブへつれていってもらいました。
京都市内から162号線を通って京北から美山へと。
まだ、新緑とはいきませんが、青い空の下走っているだけで幸せ気分です。
美山のかやぶきの里では、車をとめてぶらぶらと茅葺き集落を散策。たくさんのつくしが顔をだしているのをみつけ、なんともほっこりすることができました。
もちろんくいしんぼうの私、ちゃんと、おいしいつきたてきび餅も頂き、うみたて卵のお土産も手に入れて京都へ戻ってきました。
さらにもうちょっと何かできそう、とパンまで焼いて充実の休日は終了。
ほんと、気分転換は大切です。明日から、がんばるぞ。

村上椅子のページ

神戸へ

2006-03-04 | おでかけ
今日は久々に神戸におでかけ。
北野坂にあるギャラリーミウラで開催中の『難波行秀・家具展』にいってきました。
たくさん並べられた木のフォークやトレイなどは、使われている木の種類や木目も様々で、その中からお気に入りを探す楽しさがあります。また、しゅっとした(で伝わるでしょうか…)椅子やテーブルなども展示されています。
明日まで開催中なので、ぜひ行ってみて下さい。
◇ギャラリーミウラ 神戸市中央区中山手通1-18-19 三浦ビル1F tel 078-391-2665

そして、トリトンカフェで、休憩。イスオさんはホットワイン、私はホットハニ-レモンティーを頼んでみました。どちらも美味しく、ほっこりあったまることが出来ました。
その後は芦屋にある木の家具のお店、Jクオリアに。こちらは、いろんな作家さんの作品やオリジナルの家具を取り扱っておられるすてきなお店。
こうやって、よく木工作家さんの作品を見る機会がありますが、それぞれ個性が現れていて面白いなと思います。
久々に電車に乗ったり歩き回ったりで少々疲れましたが、盛りだくさんな一日となりました。

スワロウ展

2006-02-12 | おでかけ
仕事を早めに切り上げて、坂田卓也製作所さんの展覧会におじゃましました。
京の老舗のお香やさん、松栄堂というお店の奥にあるギャラリースペースには、20脚弱の木の椅子たちがずらり。展覧会の題名は、ずばり、『スワロウ展』です。
この展覧会では同じ椅子でも幾パターンもの座面のものが置かれています。
木のままのもの、ヌメ革張り、布張り、そして布の置きクッションのもの。それぞれ見た印象も違いますが、座リ心地もさまざま。いっぱい座って違いを楽しめます。
また、組み立て前のパーツや設計図面なども壁面に展示されていて、椅子の製作工程も知ることが出来ます。
いろんな椅子に出会える『スワロウ展』、来週の日曜日まで開催中ですので、ぜひお出かけ下さい。
詳しくはこちらまで。坂田卓也製作所
 
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