また先月の話になってしまいましたが、
古椅子展の準備のさなかに製作、納品してきた椅子をご紹介。
ちょうど一年前にオープンのお手伝いをさせていただいた
劇団「地点」さんのアトリエ「アンダースロー」に
追加で椅子のご依頼をいただきました。
以前に納めたのはこんな椅子たち→◎
今回のご注文はというと。
観劇のとき赤い椅子の客席の前列に座布団席を設置されるのですが、
どうも居心地が悪いようなので、それに代わる、
足が楽で見た目も座りたくなるような
低いベンチのようなものを作って欲しいとのご要望です。
ただ、ベタ置きの厚めの座布団ではなんだか雰囲気でないな、、と
いうことで、ロビーにオーダー頂いた革張りベンチのイメージを繋げて、
木枠を見せて鋲仕上げ、という方向がまず決まりました。
そして少し浮遊感を出すため、小さな足をつけることに。
シンプルなただ丸い足じゃ野暮ったいので、ちょっと凝ったかたちにしました。
和でも洋でもない感じにしたかったのです。
フレームの製作は樹輪舎京都さん。
ありがとうございました。
設置した様子です。
イメージ通り。満足して頂けて良かった。
座布団がぐっと贅沢仕様になりました。
座りたくなるでしょう?
さざなみのような仕上げの床材とあいまって、
隊列を組んで泳いで行く何かいきもののようです。
・・・
アンダースローでは、7月いっぱい
チェーホフの「桜の園」と「ワーニャ伯父さん」
の公演が行われていますよ。
詳しくは地点さんのHP◎をご覧ください。
*おしらせ
7月31日(木)は都合により、お休みさせて頂きます。
8月のショウルームの営業は、ご予約制とさせていただきます(日曜定休)。
お手数ですが、前もってお電話またはメールにてお問い合わせ下さい。
村上椅子のHPはこちら