同世代の木工家、川合優さんと富井貴志さんの『工房開き』におじゃましてきました。
京都府の南端にある、南山城村の童仙房高原というところに引っ越され、共同工房のお披露目会をされたのです。
京都市内から約2時間近く、本当にあってるんだろうかという山道をくねくね進むと
集落があらわれました。その地区の使われなくなった保育園が工房です。
近づいていくと、、、なんだか人がたくさん。
テントも建てられ、さながら保育園のバザーのような雰囲気です。
村上椅子のオープニングでもお世話になったオオヤコーヒさんの屋台、かやくご飯やカレーなどのお食事コーナー。米袋を使ったエコバッグ、陶器、摘みたてのブルーベリーなども売られています。
お客さんも小さな赤ちゃんづれから割烹着をきたおばちゃんまで幅広く、お昼を過ぎるころにはどんどん人が集まってきて、皆思い思いに食べたりしゃべったり。のんびりした時間がながれていました。
いつのまにか主催者(工房の主)たちの手を離れ、地区の人がどんどん勝手に準備して盛り上げてくれたということだそう。あったかいいいトコロですね。
そうそう、メインは工房拝見。
窓の広い園舎を利用した、さっぱりと気持ちのよい作業場でした。
モノ作りの現場を見せてもらうのが好きです。
作りかけのパーツとかずらっと並んだ道具とか、そういうものが美しいなと。
作業場の様子で、人となりや作るものが見えてくるといいますよね。
うちはというと、、、。もっと整理整頓を心がけたいものです。
家具や小物など作品も展示されていました。
これからここですてきな作品がどんどん生み出されていくことでしょう!
ひとの門出に立ち会えるって嬉しい事ですね。
私たちまで、すがすがしい気持ちにさせてもらえた、よい休日でした。
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