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サン・さん 倶楽部

339 LOVE ・・・ 登山・鳥・花・旅行等 身近な出来事を皆で 情報交換します

北ボルネオ

2012-06-20 21:52:06 | tonbo

 6月、ボルネオ島北部のコタキナバル(マレーシア)に行ってきました。数年前からこの街をロングステイの候補地と考えており、今回は下見のために行きました。しかしここは私たちにとっては暮らしやすい街ではなかったです。

 一番の問題は「足」でした。路線バスが唯一の公共交通機関ですが、そこそこ動いているのは平日の昼間だけで、土日や夜間は本数が減ってしまい不便でした。1時間近くバス停で待たされることもあり、時刻表はもちろんなく、周りにいる人に「次のバスは何時?」と聞いても、暢気というかいい加減というか、みんな答えがバラバラ・・・こんな状態では腹を立てるほうが間違いかもしれんなぁ、ということになり、暑い中、日傘をさして歩いたりしました。私たちは公共交通機関で街歩きするのが好きなので、この街はあまり相性が良くなかったです。

 

路線バス                            車内

 

 ガングリは1人でキナバル山(4095m)に登りました。・・・が、その後パソコンが故障してしまい、帰宅してから修理をお願いしたため現在入院中です。パソコンが戻ってきて、保存しておいた写真が無事でしたら、改めてキナバル山の投稿をさせていただきます。 

 

真っ赤な花を付けた木                  面白い形の花でした

 

 

コタキナバルの夕日                    大勢の人が夕日を見に来ていました

 

 

海辺の魚屋                         暑いのに冷蔵庫はなし

 

 

市場にある食堂                     左の青いのは飲み水 右の赤い急須型のは手を洗うための水です

マレーシアでは手で食事する人(インド系の人)を多く見かけます

 

 私はボルネオ島に行くならサンダカンへ行きたいと思っていました。若い頃「サンダカン八番娼館:山崎朋子著」を読んで、主人公の人柄に感動したからですが、調べてみるとコタキナバルから飛行機で45分、運賃は1人往復3800円と分かり、それなら、と1泊で行ってきました。この北ボルネオ滞在中に改めて「サンダカン八番娼館」を読みましたが、何度読んでも涙が出ます。飛行機でピョコピョコっと行っても、日本から船で渡って行った「からゆきさん」の苦労は測れないのですが・・・。

 

サンダカンの街                       レトロだけど現役のミシンを見つけました

 ガングリは今回、山に登ったりアパートを探したりして、すっかり色が黒くなりました。「トイレの鏡で自分の顔を見たら、隣りに写っていたマレーシア人よりオレのほうが黒かった」と嘆いております。tonbo