まずしら乃で「権助魚」。師匠志らくの影響がかなり色濃く、独特の吸引力はあるが私にはやや忙しなく、聞いていて疲労する。
次に市馬で「片棒」。お得意の歌が見事に組み込まれ、市馬流の演出が見事に発揮されている。次男坊が提案する葬儀、父を模した山車のシーンは毎度ながら大笑い。完成度の高い高座。
仲入後松本ヒロの漫談。ころころ代わる総理大臣に翻弄される総理大臣物まねネタの苦労、時事ネタなどテンポ良く展開。
そして談志「天災」。風邪を引いたということで声の調子が随分悪いようだった。ジョークは珍しく少なめ。「天災」という落語を聞いているのではなく、談志という落語を聞いている、そんな境地。談志から溢れ出る落語の流れを感じる、それだけで落語の本質に触れることが出来るような、嬉しい気分になれる。
次に市馬で「片棒」。お得意の歌が見事に組み込まれ、市馬流の演出が見事に発揮されている。次男坊が提案する葬儀、父を模した山車のシーンは毎度ながら大笑い。完成度の高い高座。
仲入後松本ヒロの漫談。ころころ代わる総理大臣に翻弄される総理大臣物まねネタの苦労、時事ネタなどテンポ良く展開。
そして談志「天災」。風邪を引いたということで声の調子が随分悪いようだった。ジョークは珍しく少なめ。「天災」という落語を聞いているのではなく、談志という落語を聞いている、そんな境地。談志から溢れ出る落語の流れを感じる、それだけで落語の本質に触れることが出来るような、嬉しい気分になれる。