ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

連休の営業について

2015年10月10日 | お知らせ

10月12日(月)は祝日のため、11:30~18:00ラストオーダーで営業いたします。

翌日13日(火)と14日(水)は、第2火曜日の定休日がずれこむ関係で、通常の月・火連休が、変則で火・水連休となります。

第2火曜日のお休みが入る週、月曜日が祝日で営業になると、普段営業しているはずの日にお休みすることになってしまい、開いているつもりで来てくださるお客様に大変ご不便をおかけしてしまって本当に申し訳ないです・・・

どうぞお間違いのございませんように!

低糖質ダイエットって何?

2015年10月04日 | Weblog
先日、雑誌『料理王国』主催のイベント、『ロカボセミナー』に出かけてきました
ナビゲーターは北里大学北里研究所病院・糖尿病センター長であり、食・楽・健康協会理事の山田悟先生です。
ロカボ、聞きなれない言葉かもしれませんが、英語でローカーボネイト=低炭水化物という意味合いです。
糖質という言葉は英語にはないそうで、炭水化物を減らすダイエット食、日本語では低糖質ダイエット食、そのように定義されています。

糖質を減らすと言っても、甘いものを減らすだけ?、ではありません。
糖質を多く含む食品を減らす、要するに炭水化物を減らす&甘味がする食品を減らすということです。
一番気を付けなければならないものがご飯!
小麦粉製のパンやうどんなどの麺類、粉もの系、日本人の主食全般です。
そして代表的なものとして芋類、カボチャなど糖質の多い野菜、大豆を除く豆類、果物や菓子類、米や麦由来の酒、飲料等ですね

ただし、全くゼロにすればよいというわけではありません。
推奨されている摂取量は、1日あたり60グラム以上120グラム以下、1食20グラム以上40グラム以下の糖質は摂取すべきとされています。
これって意外と続けられそうですよね。

そもそも、低糖質ダイエットは糖尿病の患者さんのためのプログラム。
糖質を抑える=血糖値の上昇を防ぐことにより、インシュリンの分泌量を抑え、肥満を防ぐための食事療法です。

科学的にも多くの成果が立証され、欧米ではロカボダイエットがカロリー制限ダイエットよりも主流になりつつあるようです。

実際問題として、糖尿病と向き合っている患者さんが、カロリー制限食よりも食事を楽しむことが出来、しかも簡単に続けやすいということが重要ですよね。

驚くべきことに、糖質の摂取量さえコントロールすれば、脂質をどれだけ摂取しても構わず、さらにお腹一杯食べることも可能、それでもちゃんとダイエット効果があるなんて、そんなウマイ話ってあり?って思いますよね。

そんな俄には信じがたい低糖質ダイエット、それを実際に試してきました。

今回のセミナーのために、低糖質メニューを作ってくださったのは、ファロ資生堂(イタリアン)の中尾シェフと、フレンチレストランオギノの荻野シェフ。
総カロリー量は明記されていませんが、糖質量は合計26.4グラムです。

食事の前に、血糖値を測定します

まずは前菜、ブランパン(小麦胚芽のパン)とトマト、モッツァレラ、イワシのホットサンド(糖質量7.9グラム)。

ローソンから発売されているブランのパンをつかったサンドイッチ仕立ての前菜。
これだけで食事になってしまうぐらいのボリュームです。

次にパスタ、低糖質のタリアッテレ、フレッシュポルチーニとスカンピのアーリオ・オーリオ(8.8グラム)。

従来のパスタより糖質を10分の1に抑えたパスタ、といっても、正直普通のパスタと遜色ありません。

ここで再び血糖値測定

そしてメインは子羊の香草パン粉焼き(5.1グラム)

もう既にお腹パンパンです。
なのに駄目押しの巨大子羊!
パン粉にブランパンを使用。
添えたトマトがソースの役目を果たします。
子羊ロースト大好物の私はもちろん完食。
フィンガーボウルがあったら・・・。

最後になんとデザートが!
ヨーグルトのクレメタンジェ(4.6グラム)。


座っているのが苦しいくらい、こんなに食べて大丈夫?というのが正直な感想。
しかもどの料理もおいしくて、何かをガマンしているという実感はありません。

そして最終の血糖値測定

さて、ここで質問です。
血糖値の測定が食前、食中、食後と3回実施されました。
数値、どうなると思いますか?
通常は食事をすると、血糖値は上がります。
健康な成人の場合、食前血糖値110未満、食後血糖値140未満といわれています。
私の場合はというと・・・
食前:96mg/dL、食中:99mg/dL、食後:99mg/dL
このような結果となりました。
血糖値的には、ほぼ変化なしということですね。
これは、精神的にはお腹イッパ~イ、なのですが、身体的には食事をしていないことと同じなのです(血糖値がほとんど変わっていないので)。
なんだか狸に化かされているような。
でもこれは医学的にはスゴイことなのです

糖質さえ抑えれば、食欲を抑えることなく満腹まで食べることが出来る、しかもそれで健康的にダイエット出来るなんて、話があまりにもうま過ぎて怖い。

ただ、長年の研究成果から導き出された結果としては、血糖値の上昇を抑制することがダイエットにつながるということです。

し・か・も・・・
脂質についても最近の研究は既成概念を覆すようなものばかり。

魚、及び植物油は心臓病のリスクを減らすので、むしろ大量に摂るべき、と言われています。
どれくらい?って、オリーブオイルについて、成人で1週間に1リットルが推奨されているそうです(無理~)。
動物性油脂についても脳卒中リスクを減らすという研究結果が出ているそうで、いまやバターが身体に悪い、というのは単なる思い込みだそうです(笑)。

た・だ・し・・・
酸化したオイル、トランスファットを含む油脂は絶対NGです

要するに、脂質ではなく、糖質が身体に悪影響を及ぼすということです(←これが重要)。

成人病リスクと闘う多くの人々にとって、これは朗報ですよね。

但し、当たり前のことですが、糖質をとっていないからといって深夜にドカ喰いしたり、極端にバランスを欠いた食生活を続けたり、な~んていうことは血糖値には影響ないかもしれませんが、他の臓器に負担をかける結果に繋がるかもしれません。服用している薬があれば担当医への相談が必要かもしれませんし。

あくまでも糖尿病疾患のための新しい食事療法ですし、過去には幾つも良いといわれていた説が覆されてきた例がありますので、極端に走るのではなく、しっかりルールを守った上で取り組んで頂きたいものです。

低糖質ダイエットについて、もっと詳しく知りたい方は、山田悟先生の出版物を是非ご参考になさってください。
私は2012年に発行された『糖質制限食のススメ』をセミナー前に読みましたが、大変分かりやすく、医学的研究結果も多く紹介されているので、とても信頼できる内容だと思います。










女子さんぽin高円寺

2015年10月01日 | お知らせ
中央線あるあるプロジェクトの杉並区の魅力を紹介するウェブ企画で、分福をご紹介いただきました。
その名も『女子さんぽのススメin高円寺』
ナビゲーターはとても愛らしいイラストが人気、多方面でご活躍されている杉浦さやかさん
一緒に紹介されている絵本屋さんと雑貨屋さん、私も時々出かけます。
カレー屋さんは初耳だったので、機会を見つけて出かけたいと思います。

駅から四方に広がる商店街にはそれぞれ個性があって、小さいけれど魅力的なお店がひしめいています。
まだまだ知られていない素敵なお店を探しに、皆さま高円寺に遊びに来てください!