ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

4月の営業について

2021年03月31日 | お知らせ
4月、春らしい気持ちの良いお出かけ日和が続いています
しかしながら、コロナ感染者数も増加傾向にあり、元の営業時間に戻すことは時期尚早であると判断いたしました。
ということで、引き続き時間短縮営業いたします。

火曜日〜土曜日 11:30〜19:00ラストオーダー、20:00クローズ
日・祝日 11:30〜18:00ラストオーダー、18:30クローズ
<お食事のラストオーダーは30分前>

また、4月も以下のタイミングでお休みを頂戴いたします。
12日(月)〜26日(月)

長期休暇でご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします

週末はワンオペです!

2021年03月26日 | お知らせ
桜が咲いたと思ったら、春の嵐。
風に舞い散る桜の姿、満開の桜の命は儚くて、だからこそ毎年待ち望まれるのでしょうね〜。

さて、
3月最後の週末ですが、案の定ワンオペです。
是非お時間に余裕をお持ちになってお越しください。
営業日数が少ないせいか、やや混雑した状況が続いております。
ご不便をおかけして大変申し訳ございませんが、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします


『ゲイシャ』入荷しています

2021年03月23日 | メニュー
ゲイシャって、「芸者?」って思われる方もきっといらっしゃるでしょう。
もちろん違います。
世界で最も希少性の高いコーヒー豆のひとつ、なんです!
希少=高価で、分福では扱えないな〜、と諦めていました。
(コピ・ルアックがあるしな〜、なんて)

しかし、10年前に飲んだパナマのエスメラルダ・ゲイシャの味は今でも思い出に残っています。
ただ美味しいだけじゃない、驚きを伴うインパクトとはそれほど遭遇しないですよね。

あれから10年、分福でいよいよゲイシャ種が扱えるようになりました。
今回ご紹介している豆は
グアテマラ エルインヘルト農園のマラウィ・ゲイシャです。
浅煎りで、豆の個性がダイレクトに感じられます。
これ、もはやコーヒーの域を超えています。
華やかな香り、軽やかでフルーティーな味わい、余韻は深く長く続きます。
1杯1000円は普通のコーヒーに比べるともちろん高級ですが、ゲイシャがこの価格!
ということで、限りがあるのが残念ですが、見かけた方は是非


19日からスタートします

2021年03月18日 | お知らせ
久しぶりの東京、高円寺南口の枝垂桜は満開を迎えています。
分福は19日から営業再開いたします。
20日は春分の日なので、祝日営業となります。
以下、今週末の営業時間をお知らせいたします。

19日(金)11:30〜19:00ラストオーダー、20:00クローズ
20日(土・祝)&21日(日)11:30〜18:00ラストオーダー、18:30クローズ

緊急事態宣言が解除になりますが、3月中は20:00クローズとさせていただきます。
(酒類の提供は19:00まで、日・祝日は通常通り18:00ラストオーダー)

それでは皆様、健やかにお過ごしください。


御苑の桜

2021年03月16日 | Weblog
昨日に引き続き、京都御苑まで桜遊山。
出水の桜を再見し、今日は北西に位置する近衛邸跡まで。

こちらは苑路沿いに枝垂れ桜が何本も植えられていて、華やいだ雰囲気。
時雨模様のせいか人も疎らで、老若男女思い思いに満開の桜を楽しんでいます。



池になだれ込むように咲く枝垂、「糸桜」と呼ぶのですね。
当時から桜の名所だったそうです。
何世代もの人々が、この桜を愛でていたのですね。



せっかくなので、御所も見学。

まずは御池庭。
造形的な反橋「欅橋」。

広々とした州浜。



続いて御内庭。
豪壮な石組です。


同じ橋も見る角度によって雰囲気が変わります。

松に設けられた傘状の美しい竹組はなんと呼ぶのでしょう。
枝を守る機能があるのでしょうか?


庭は苑路から眺めるだけなので全体像は掴みにくいのですが、非常に見応えがあります。



ちなみに、御台所跡の桜はまだまだこれからでした。


もう、春!

2021年03月15日 | Weblog
ここ数日朝晩の冷え込みが緩み、小さな紅葉の若葉が日に日に成長しています。
春の到来、植物の生命力が至る所で溢れています。

京都御苑のしだれ桜が見頃という噂を聞いて、早速向かってみました。
「西の端!」でたどり着ける、さすが京都は碁盤の目。
遠目にも、輝きを放つ桜の木が確認できます。


お見事!
こちらは「出水の桜」。
早咲きの桜として有名で、「出水の桜が咲いたら春が来る」と、皆さん楽しみにしていらっしゃるようです。
桜の儚さが枝垂だとより一層引き立ちます。
風に揺らめく姿を下から眺めていると、絵画の中に迷い込んでしまったかのような幻想的な景色です。

梅園、桃園と続き、巨大なハクモクレンの木が満開を迎えていました。


まだ始まったばかりの京都の春に後ろ髪をひかれながら、17日に東京に戻ります!




もうすぐ、春

2021年03月12日 | Weblog
日中は少し暖かくなってきましたが、朝晩の冷え込みはまだまだ堪えます。
鴨川沿いの桜の蕾も随分ほころんできましたが・・・、咲いているのは梅ばかりです。

梅!出町柳の駅前の満開の梅に誘われ、ふらっと随心院に出かけました。
小野小町ゆかりの門跡寺院です。
寺内に名勝小野梅園があります。



品種によっては満開ですが、全体的には来週あたりが見頃でしょうか?

庫裡から表書院を通って本堂へ。
ロウバイが見頃を迎えていました。
ん?本当にロウバイかなぁ。山茱萸(サンシュユ)かな!

本堂の東になるのでしょうか?池泉式庭園があります。

蔀戸、そして縁取られた木々の緑、剛と柔の調和に心が和みます。


今日は欲張らずに随心院のみゆっくり見学し、出町柳へ引き返します。
ちょうどおやつ時。
韓国伝統茶が飲みたくなって、李青さんへ。
五味子茶の酸味、雨の日にぴったりです。


夕食は家で、和風麻婆茄子豆腐(がっつり系)。
やや胃もたれの食後はプーアル茶で整えます。
7年ほど前に台湾の良記茶葉にて購入した小沱茶。



山査子餅をお茶請けに。
レトロで可愛いパッケージ!


今日もすっかり仕上がりました。




スペシャルランチ@京都

2021年03月02日 | イベント
本日は京都講座のためのお食事を作りました。



メニューは
栗のタリアッテレ、マッシュルームとクルミ、パルミジャーノのソース
レンコンの白ワインソテー
トマトのヴィネグレットマリネ
ロマネスコとカリフラワー、紅芯大根と湯葉のゴマだれマリネ
シュークルート

栗のパスタはつなぎが甘いのか、茹で上がったら切れ切れになっていました。
フォーク要らずですね・・・。

少し時間が出来たので、出町柳へ本を探しに出かけました。
しかし、火曜日はお休みが多いですね。
目当ての本屋もシャッターが閉まっていました。
ということで、気になっていた甘味屋さん「みつばち」へ。
本寸法の甘味処といった風情。
やはりここは一度で二度美味しいぜんざいとあんみつセットをチョイス(塩こぶ付)。
おうすも付けちゃいます。



あ〜、ぜんざいが五臓六腑に染み渡る。
白玉がふわっふわで柔らかくて美味しい!
普段は白玉避けて食べるのですが、みつばちさんの白玉は何個でもいけます。
そしてあんみつ、杏子が白眉!!!
これほどしっとりとした杏子がこの世に存在しているなんて驚愕です。
寒天はもちろん美味しいのですが、豆がやあらかく炊かれていてふっくら
あんまり美味しくってお土産まで買ってしまいました。

今日は終日冷たい雨模様。
庭のクリスマスローズ、先月からまだ咲いていました!
健気な姿にほっこりします。









東寺

2021年03月01日 | Weblog
平安遷都とともに建立された東寺。
1994年には世界遺産に登録され、京都を代表する観光スポットのひとつ。
教王護国寺、日本史で勉強しましたね。
今回初拝観、なぜなら庭がないから(単純明快)。
この度は立体曼荼羅を拝みに参りました。



東寺といえば五重塔。
そろそろ梅が咲き始めています。

立体曼荼羅は英訳すると3D Mandala。
そう言われるとそうなのですが。
立体曼荼羅=羯磨曼荼羅、羯磨はサンスクリット語でカルマ=業、行為→所作、作法、作用を意味するそうです。
巨大な大日如来を中心に、合計21尊の仏像がずらりと居並んでいます。
圧巻の気迫!

金堂の薬師如来像、日光・月光菩薩像も威厳に満ちた風格。
伽藍の複雑な構造も大迫力です。
(共に撮影は禁止です)

そして観智院へ。
北大門を出ると櫛笥小路へ続きます。
この通り、平安時代そのままの道幅で残っている唯一の小路だそうです。


垂れ桃、満開です。
お目当ての五大虚空蔵菩薩を拝見。
面長の線の細い容姿で、鳥獣の上に結跏趺坐されています。
(撮影不可)


茶室「楓泉観」。

狩野派や中林竹洞の襖絵が美しい、明るい茶室です。