ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

今日のお茶

2009年07月24日 | Weblog
日本茶インストラクターの友人からいただいた伊勢茶(荒茶)2種類の飲み比べ。
まずは尾上さん製造の茶から。葉はかなり大ぶりであまり揉捻されていない。見た目通りの野趣豊かな味わい。雑味が多いとも言えるが素朴で自然な味がする。
一方、佐今さん製造の茶は荒茶とは思えないすっきりとした煎茶らしい味わい。水色も澄んだ黄金色。十分美味しい。
どちらも個性的な味わいだった。

静岡の新茶研修で見学した製茶センター「茶ぐりん」で製造したやぶきたの釜炒り茶を間の手に。
4月25日に摘んだ新茶で作った釜炒り茶は破砕されておらず、茶殻はとても綺麗で柔らかく、急須の中でむくむく膨らむ。味は甘味が強く釜香は弱い。水色は澄んだ黄金色。研修参加者のためにごく少量を丁寧に作っていただいたものなのでクオリティーが高い。

次にTea Plan翠香で購入した台湾茶、2009年春茶(林桂春さん作)金萱を試飲。蓋碗で茶葉5g、沸騰したての湯で淹れる。
洗練された甘味と香りは持久力があり、茶そのもののパワーが感じられる。アロマ効果か、飲んでいて華やかな、幸せな気分になれる。

そして岩茶房で購入した銀針白毫(白茶)。フォルモサ・ティー・コネクションで購入した大正ガラスのトールカップで、約90度の湯200cc、茶葉3.5gで淹れてみる。銀色の産毛でびっしり覆われた茶葉は何とも愛おしい。水面に浮かんだ茶葉が垂直にグラスの底に沈んでいく姿を鑑賞しながらゆっくり抽出。微発酵茶らしい独特の風味と甘味に軽い渋味が加味されて複雑な味わい。

今日は中国茶ドットネットとHOJOの2店からインターネットで購入したお茶が届いた。
中国茶ドットネットでは
杉林渓高山烏龍茶の2008冬茶と2009春茶、各20g。
梨山高山茶・大兎嶺茶区2008冬茶、20g。
樟樹湖高山金萱茶2008冬茶、40g。
HOJOでは
梨山茶30g、
白豪銀針20g、
君山銀針20g、
サンプルとして東頂烏龍と茉莉龍珠を頂戴した。