元:店主の独り言

ほんの些細なこと勝手気ままに書いてます

居酒屋の火災

2009-11-24 | Weblog
一昨日、都内の居酒屋で火災があった、とニュースで言っていた。
私は以前、自分が居酒屋を始める前に荻窪の知人の店を手伝っていた。
その店には開店前、つまり店舗探しから係わっていた、そう今回の事故があった居酒屋の商店街も歩き回り探し回った記憶がある。
今回の火災はニュースによると概ねこうである。
焼き鳥を焼いていた焼き場から火が舞い上がり、天井の装飾目的の布に燃え移り大火事になった。
非常口が座布団等で見えなくなっていておそらく非常口のランプも見えにくかったのであろう。
大火事に至らしめた天井の布が基準のもの(燃え難い材質でありそれが認可されているもの)ではなかった、のであろう。
で、死傷者を出してしまった。
そうなんである、店内のカーテン壁紙・壁の材質は消防法で基準が定められているのである。
私も開店前までは実は知らなかった、だがよく見ると壁紙にはちゃんと材質とそれが認可されている証明が添付されている。
私は食品衛生法には詳しいつもりであるが、消防法等には無知であった、だから開店前にきちんと消防署へ届けを出して許認可も受けた。もちろん署員が立ち寄りチェックを受けて合格している。
それから私ではないが私の妻が火災に関して受講し火元責任者のライセンスも取得している。
開店時から規格合格品の消火栓も所持している、これも法令遵守である、そしてその1年後位から大家さん主導で業者による火災防災管理も始まっている。
1年に1度だったか?わざと非常ベルを鳴らし、つまりきちんと鳴るかどうかのチェックもなされている。
ウチの店ならびにウチの店が入っているビル全体はきちんと対応している。
でも私は知っている…
法令遵守していない店やビルが少なからず存在することを。
なぜならば法令遵守したからと言ってお客さんが来てくれる訳ではないから…
そうなんだよね、私だって時にはお客さんとして他店でお酒も飲む、でも飲む前にこの店って消防署の許認可を受けているの?非常口はどこ?なんて確認しないもん
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 同窓会 | トップ | うどん »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事