あぁ、生きた証

日記、献血放浪記、気がついたり考えたりしたこと、地元清水エスパルスについて書いてます。

にぎわう商店街に苦情殺到「野放しか」 困惑の戸越銀座

2020-04-16 | 雑記・日記
「 戸越銀座商店街連合会では、週末の賑わいを報じたテレビ各局の報道を受けて「不要不急の外出を控えて!」という掲示をした

 新宿、渋谷、銀座など都心の繁華街が閑散とする一方、ふだんとあまり変わらずにぎわう商店街も――。
緊急事態宣言が出て初の週末、そんな光景が東京都内の各所で見られた。
「野放しにするのか」といった声が相次ぎ、地元の役所や商店街は対応に乗り出した。



■「日常の買い物の場」

 緊急事態宣言が出て初めての週末となった11、12日、東京都品川区にある戸越銀座の商店街の混雑ぶりが、
テレビなどで盛んに報道された。全長約1・3キロにわたる関東有数の長さの商店街だ。

 放送直後からツイッターなどで、買い物客や商店街への批判が相次いだ。
週明けには、飲食店や戸越銀座商店街連合会などに「なぜ店を閉めないのか」といった批判のメールや電話がきたという。

 連合会の担当者は「突然、大量の意見が殺到した」と困惑する。
報道では携帯電話の位置情報で算出したデータで、商店街の混雑が伝えられた。
担当者は「周辺の住宅街で暮らす人にとって、商店街が日常の買い物の場。観光客らと地元住民が一緒に集計されているのでは」と語る。

 雑貨店を営む女性は「たしかに週末は混雑するが、商店街だけが非難されるのはおかしい。今はよそからくるのは控えてほしい」。
16日から臨時休業を決めた精肉店の店長(39)は「従業員の安全のために決断した。だが家賃や人件費を稼ぐため、店を開けざるを得ない店舗もある」。

 商店街連合会では14日、「STAY HOME 不要不急の外出は控えて!」という掲示を街灯などに100枚貼るなどして対応に追われた。」
                                               (「朝日新聞デジタル」より引用)





商店街に人がいるというのは、ちょっと判断するのに難しいところがあるのかと思われる。

新宿、渋谷、銀座など代表的なエリアが取り上げられるが、確かに人が常に多く集まるところである。
そこから人が消えれば、そのしわ寄せはどこかに発生するワケで、家の中に篭ってなければ、どこからしらの
街に現れても全然おかしくはない。

ましてや食料品などの生活用品の買い物に関しては特段制限を設けられていないことから、家の近所の商店街へ行っても
何らおかしくもない。

都内の人口は多いので、小さな商店街といえど、それなりに人も集まり、混み合ってる印象を受けても何らおかしくもない。

ここで、不要不急の外出なのか、それとも例えば食料品を買いに出かけているのかの差を見分けることは表面上できない。


みんな、長く続いている先の見えない自粛生活に飽き始め、苛立ちも覚えている。
些細なことで頭にきたり、その怒りを(あってはならないけど)何処かにぶつけてしまうことも発生している。

これもその側面は少なからずあると思う。
俺たちはこれだけ我慢しているんだ。そんな中、それに従わないお前たちはことの重大さを解っていないーーーー


んー気持ちはわかる。

一方、商店街の方も店を開けない限り、いくら都が給付するとはいえ、多分追いつかないことも考えられるので
止むに止まれず店を開けていることも考えられる。

店を開けない限り収入はゼロと考えると、正直開けざるを得ないところもある、
しかも、いつ収束するのかも一向に見えてこないとなると、いつまでもシャッターを下ろしておく訳にも行かない。

あくまで要請であって規制でないので、なかなか難しい。


店は開けておいても、最終的にその店に行くのかどうかは客の判断であって、客が訪問しても
店内に一人しかいない状況であるならば、混雑しているスーパーよりも、むしろ安全だと思う。


間違いなく今の経済を立て直すために最優先なのは新型コロナウイルスの収束させることであるのだが、
しかし、そこに至るまでに多くの失業者と失業による自殺者を出すワケにはいかない。

長期化すればするほど、このバランスもまたよく考えないとならない。
コメント
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