逮捕の３０歳男、容疑否認 ＰＣ遠隔操作

「　パソコンが遠隔操作されて脅迫メールなどが送られ、４人の男性が誤認逮捕された事件で、
警視庁などの合同捜査本部は１０日朝、東京・江東区に住む３０歳の男を逮捕した。男は、容疑を否認しているという。

　威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは片山祐輔容疑者で、１０日朝、自宅マンションにいたところを逮捕された。

　警視庁によると、片山容疑者は去年８月、愛知県の会社のパソコンをウイルスに感染させて遠隔操作し、
インターネットの掲示板に「コミックマーケットで大量殺人を行う」と書き込みをして、運営者側に警備の強化をさせるなどした疑いが持たれている。

　この事件は、去年６月から９月までの間に、インターネットの掲示板に「伊勢神宮を爆破する」という書き込みや
「小学校を襲撃する」という予告メールの送信がされたもので、全国で計４人の男性が誤認逮捕された。
片山容疑者は、誤認逮捕された男性らのパソコンに遠隔操作ウイルスを感染させるなどし、
この男性らが脅迫メールを送ったように見せかけたとみられている。

　先月５日、報道機関などに真犯人を名乗る人物からメールが送られ、警視庁などが調べたところ、メールの内容通り、
神奈川県の江の島のネコの首輪から遠隔操作ウイルスに関するデータが入った記憶媒体が見つかった。
江の島の防犯カメラには、ネコを抱くなどする不審な男が映っており、
カメラ画像の捜査などから片山容疑者がネコに首輪をつけたとみられることがわかったという。

　片山容疑者は警視庁などの調べに対し、「全く事実ではありません」と容疑を否認しているという。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「日テレ」より引用）




いわゆるサイバー犯罪は、足がつきにくく逮捕が難しいと言われていたが、逮捕に至った。
今回の一連の事件は、いずれも容疑者が否認しているのに最後は自白させ、結末は最悪の誤認逮捕。

この片山容疑者も否認しているので、まだまだ犯人なのかどうか難しいところではないだろうか？