歯周病とは、歯についたプラーク(歯垢)に棲みつく歯周病菌によって、歯を支えている顎の骨や歯ぐきが溶かされていく病気です。歯ぐきの腫れや出血から始まりますが、初期には自覚症状が少なく、「気づいたときにはかなり進行していた……」というケースも少なくありません。歯周病を放置すると支えを失った歯が抜け落ちてしまううえに、近年ではさまざまな全身疾患を招く原因として問題視されています。糖尿病や肺炎、心臓疾患、早産・低体重児出産など、全身の健康と大切な歯のためにも、きちんと歯周病治療を受けましょう。
歯周ポケットの検査
歯周病が悪化するにつれ、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)が深くなります。プローブという1mm単位の目盛のついた細い針状の器具で深さを測り、歯周病の進行度を調べます。
歯科治療器具
歯の動揺度検査
歯周病によって顎の骨や歯ぐきが失われていくと、歯は徐々にグラグラと動揺するようになります。同様度検査ではピンセットで歯をつまんで動かし、どれだけ揺れるか調べます。
レントゲン検査
歯を支える顎の骨の状態を、歯科用レントゲンで撮影した写真で確認します。歯周病が進行しているほど、骨の影が薄く写ります。また、歯科用レントゲンで受ける放射線の量は非常に少なく、一度の被ばく量を抑えられます。
歯茎から血が出たら要注意
歯周病は痛みもなくじわじわと進行していきます。
初期症状として、歯茎の腫れや歯磨きをした際に出血などが現れますが、ほとんど気づくことがありません。このまま放置していると、歯茎に炎症が起こる歯肉炎に進行します。歯肉炎は歯周病の中でもまだ軽症の状態ですので、早く治療することで回復に望みがあるのですが、症状があっても治療せずにさらに放置していると、歯と歯茎の間に歯周ポケットという深い溝が形成され、歯茎が下がって歯垢・歯石がたまり歯周組織が破壊され歯がグラグラ動き始めます。
超音波スケーラー
痛みは激しく、出血しやすくなり、膿も出てきて口臭などの症状が顕著になってきます。
このように歯を支える歯槽骨がやせてしまい、歯を支えるのが困難になった状態を歯周炎といいます。最終的には歯が抜けてしまうこともありますから、歯を維持するには歯科医院での本格的な治療が必要です。
歯周ポケットの検査
歯周病が悪化するにつれ、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)が深くなります。プローブという1mm単位の目盛のついた細い針状の器具で深さを測り、歯周病の進行度を調べます。
歯科治療器具
歯の動揺度検査
歯周病によって顎の骨や歯ぐきが失われていくと、歯は徐々にグラグラと動揺するようになります。同様度検査ではピンセットで歯をつまんで動かし、どれだけ揺れるか調べます。
レントゲン検査
歯を支える顎の骨の状態を、歯科用レントゲンで撮影した写真で確認します。歯周病が進行しているほど、骨の影が薄く写ります。また、歯科用レントゲンで受ける放射線の量は非常に少なく、一度の被ばく量を抑えられます。
歯茎から血が出たら要注意
歯周病は痛みもなくじわじわと進行していきます。
初期症状として、歯茎の腫れや歯磨きをした際に出血などが現れますが、ほとんど気づくことがありません。このまま放置していると、歯茎に炎症が起こる歯肉炎に進行します。歯肉炎は歯周病の中でもまだ軽症の状態ですので、早く治療することで回復に望みがあるのですが、症状があっても治療せずにさらに放置していると、歯と歯茎の間に歯周ポケットという深い溝が形成され、歯茎が下がって歯垢・歯石がたまり歯周組織が破壊され歯がグラグラ動き始めます。
超音波スケーラー
痛みは激しく、出血しやすくなり、膿も出てきて口臭などの症状が顕著になってきます。
このように歯を支える歯槽骨がやせてしまい、歯を支えるのが困難になった状態を歯周炎といいます。最終的には歯が抜けてしまうこともありますから、歯を維持するには歯科医院での本格的な治療が必要です。