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皆さんご存知ですか?実は、30歳以上の人が歯を失う最大の原因は虫歯ではなく、歯周病です

2018-01-22 15:33:05 | 日記
自分では気づかない軽度のものを含めると、成人の8割以上の方がかかっているといわれています。歯周病に好発年齢はありませんが、加齢とともに唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥し、歯周病菌が増えるのに適している環境へと変化していきます。また、歯周病はサイレンディジーズとも言われ、ひどくなるまで自覚症状が少ないのが特徴です。大切な歯を一本でも多く残すために、早期発見、治療、予防が大切です。

歯肉炎
歯ぐきのみに炎症を起こしている状態を言います。
歯周ポケットの深さが3mm以内。
歯ぐきが炎症を起こし、歯みがきや硬いものを食べた時に出血しやすくなります。
超音波スケーラー
歯周炎
歯ぐきの炎症が内側へと広がり、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)を溶かしている状態を言います。
軽度歯周炎
歯周ポケットの深さ3〜4mm
歯を支えている歯槽骨が溶け出した状態。歯みがき時に出血したり、歯がうずき、歯ぐきが腫れぼったく感じるのが特徴。一般的な初期の段階では無症状なことが多いです。

中等度歯周炎
歯周ポケットの深さ5~7mm〜
歯を支えている歯槽骨が1/3~2/3溶けてしまった状態です。水がしみるようになったり、歯磨きすると歯茎から出血する。歯茎がときどき腫れたり、治ったりを繰り返す。歯がぐらつき始め、歯ぐきから膿が出たり口臭がしたりします。
パルスオキシメーター
重度歯周炎
歯周ポケットの深さ7mm以上
歯を支えている歯槽骨が2/3以上溶けてしまった状態です。歯がぐらつき、硬いものなどが噛みにくくなります。歯の周囲を指で押すと白い膿が歯の周囲からにじみ出て、口臭が強くなることもあります。歯磨きの際、毎回のように出血するようになったりします。また、歯が長くなったと感じたり、歯と歯の間のすき間が大きくなったり、物がつまりやすくなったします。重度歯周炎の場合には放置すると歯が自然に抜け落ちることもあります。

『健康なお口の中を健康に維持すること』

2018-01-22 15:33:05 | 日記
予防歯科とは、むし歯などの治療の段階から治すことはもちろんですが、『むし歯にならないような口腔内環境にしていく』歯科診療メニューのひとつです。ただむし歯やお口の中のトラブルを治すのではなく、一生使う歯ですから、ブラッシング指導やむし歯になりにくい口腔内環境の作り方や知識などをお教えしていきます。

歯を一生使うには?
皆様はご自身の歯をずっと使いたいと思われますか?そのためには治療をしないことが一番の近道です。正確に言えば治療しないですむ環境をずっと維持することが、歯を残すための最良の治療と言えるのです。

『健康なお口の中を健康に維持すること』
これが歯を残すための秘訣です。
歯を失う原因の約95%は、むし歯か歯周病によるもので、残りは事故などによります。
逆を言えばむし歯、歯周病にならなければ歯は残るということがわかります。予防歯科は、むし歯、歯周病をはじめとした口腔疾患にならないように、お口の中を健全な状態に保ち、『健康な歯やお口の状態を健康なままにする事』を目的としています。
エアスケーラー
たとえばお子様では、むし歯のないお口の中の環境を育むことや、健全なお口や歯並びを目指すことがあげられます。また、大人であれば治療した後のケアや再発の防止、歯周病予防や口臭、歯の汚れをしっかり落とすなどがあげられます。治療をせずに良い状態を保つようなケアをすることが予防歯科の目的です。

定期検診について
虫歯と歯周病のチェック・歯石、歯垢の除去・ブラッシング指導などを行います。
口腔内の状況にもよりますが3ヶ月から半年に一度の検診をお願いしています。
PMTC
専用器具を用いて行う歯の清掃のことです。
虫歯や歯周病の原因となる歯垢(プラーク)や歯石やタバコでついた着色汚れなどは、毎日のブラッシングでは取りきれません。
毎日のブラッシングに加えて定期的に行うことで、蓄積しがちな歯垢や着色汚れ、細菌(バイオフィルム)を取り除き、虫歯や歯周病を防ぐことができます。
フッ素塗布
虫歯になる原因に対して、フッ素塗布の以下のような働きが、「歯」と「お口の中の細菌」に作用し、虫歯になりにくくする効果があるとされています。
唾液中に含まれるミネラルの沈着を促進し、再石灰化を助ける
歯の質を強化し、酸から歯を溶けにくくする
酸の生成を抑える
塗布の必要な回数はお口の状態によって異なりますが、1年に2~4回の塗布を継続することで20~40%程度の虫歯の予防効果があるとされています。
ハンドピース

予防歯科は虫歯や歯周病の予防を施します。歯の表面についた汚れはプラーク(歯垢)と呼ばれています

2018-01-22 14:29:04 | 日記
このプラークが原因となり、虫歯が進行していきます。プラークは歯牙細菌苔ともいい、単なる食べカスではなく、生きた細菌の集合体が、歯の表面に苔のように発生しています。その細菌が出す酸が、歯の表面を覆うエナメル質を溶かし象牙質、歯髄へと浸透します。象牙質や歯髄はエナメル質よりもやわらかいので、ここまで来るとそれまでよりもずっと早く溶け、虫歯が進行していきます。
電気歯髄診断器
食事習慣と虫歯予防
虫歯予防には、機械的な歯面の清掃と食事習慣の改善が一番効果的です。そのため、当院では食事指導もしています。食事の際、ダラダラと長く食べ続けていたり、べっとりする食べものが多かったりすると虫歯になりやすい傾向があります。虫歯が多い方もおられますが、このような原因が何個か重なっている場合が多いので、生活習慣を含め、いろいろな角度から虫歯予防をしていきます。

フッ素には次の効果が期待できます
歯質を強化して、虫歯になりにくい強い歯をつくる
虫歯になりかけた部分の再石灰化を促進し、自然修復を促します
抗菌作用や抗酵素作用で、虫歯菌の繁殖を抑制する

シーラントとは、奥歯の溝を薄いプラスチックで埋めて、虫歯にならないようにする虫歯予防法です。奥歯の溝は複雑な形をしているので歯ブラシの毛先が入らないためしっかり歯磨きをしていても虫歯になってしまうことがあります。その場合、シーラントで奥歯の溝を塞ぐことにより、奥歯の溝の虫歯を防ぐことが可能です。
コントラ 歯科
数ヶ月に1回の定期健診で虫歯や歯周病・粘膜疾患や口腔機能をチェックし、歯科衛生士による歯磨きの指導・歯石除去・PMTCを行っています。お口の中の状態がよければ半年に1回程度でよい場合もありますし、状態がよくない場合は2、3ケ月に1回のペースで通院していただく場合もあります。「セルフケア」がしっかりできてお口の健康が保たれ機能が安定している方は、定期健診の間隔は長くなります。虫歯になる人は歯磨きが十分でなかったり、正しい歯磨きができていないケースが多いですが、歯磨きへの意識を高めるだけでも大きな効果が期待できます。定期的に健診をうけることで虫歯になってしまっていたとしても、早めに見つけることができ、軽い措置で済みます。