画燈樹

アンティークのある暮らし。営業日は火木金土・・12時半から5時まで
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太陽の子 ひまわり。フランス語では「それいゆ」。

2013-02-08 19:32:42 | Weblog




目次を少し 書き出して見ます。


・ 清楚さの中に女らしい夢を。

・ 巴里の学生達の生活。(芦沢光治良)
「八月モンパルナスの通りで偶然にフジタ画伯にあって 思いがけなくいろいろ話しをしました。 その時フジタさんが面白いことを言いました。
“フランス人は不自由のなかに楽しさを発見できる人種ですよ。どんな惨めな状態におかれても、愚痴などいわずに、その状態を美しくして、幸福をつくりあげますよ”」一部

・男の長い髪、女の短い髪。(中原淳一)
「フランスの女の子と男の子の髪型が同じようにしているが、女の子が短くすると とても女らしいし、男の子が長くすると男らしいのがとつも不思議だ。」一部
・ 青春によせる言葉。(武者小路実篤)

・ 青春の寸言葉。

・ たそがれのセーヌ。

・ 巴里の香水屋さん。

等々


どれもこれも感慨深く、当時と現在を思いくらべて 読みふけってしまいました。


1952年は、まだまだ 食糧難だったと思います。

当時の日本人の戦争から早く立ち直ろうとする力を、そして悲惨な戦争が終わって 青春のなかった乙女達の 青春を取り戻そうとする、沸き上がる心の叫びが 伝わります。

終戦からたった七年しか経っていません。

なのに お洒落で素敵なものや、興味深いエッセイなどがたくさん載っています。


この本を姉に見せるのを とても楽しみにしています。

さあ、姉はどんな風になつかしんで 喜んでくれるでしょうか。

「それいゆ」

2013-02-08 19:30:40 | Weblog


早朝の骨董市で 暗やみの中から 三冊の「それいゆ」を見つけました。

懐かしさが込み上げました。
当時の 二人の姉と私の姿が浮かび上がりました。


私には 二人の姉がいます。
一番上の姉が私より八歳 年上で、「それいゆ」を購読していました。

次の姉も私も 姉の後で読むのを 楽しみにしていました。


その当時 私は中学生でした。
今回 見つけたものは、1952年のものですから 私は九歳とゆうことになります。

姉たちが 読んでいたものは もう少し後のものです。


中原淳一は パリに在住していたので、洋服のデザインもエッセイもすべて その頃の 乙女にとって 憧れと羨望でいっぱいだった事でしょう!


特に 表紙の絵は とても人気でした。

中身の濃い、楽しくて 興味深いエッセイや記事が たくさん載っています。


少し 目次を 抜粋してみましょう。