画燈樹

アンティークのある暮らし。営業日は火木金土・・12時半から5時まで
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2010-01-25 22:55:22

2010-01-25 22:55:22 | Weblog
南部アフリカ、ジンバブエのショナ族に千年間伝わる楽器ムビラ。
先祖の精霊と交感するために 演奏されるのだそうです。

なにか、スプーンの変形のようなものがたくさん並んだみたいな楽器です。
それと もう一つ、大きなひょうたんで出来た楽器と。

ムビラの音は、ちょうど 雨だれの音の様です。


子供の頃、雨漏りがして かねの洗面器やかなだらいを置いて雨漏りを受けます。
そこえポッタン ポッタン 落ちる音とそっくりでした。

今の若い方達は どんな家に住んでたんかと思われるでしょうが、その頃は、長屋でも 一軒屋でも大正から昭和の木造建ての家なら、よほど素晴らしい洋館建てか、ビルでないかぎり 皆さん経験していると思いますよ(笑)。


私は、雨の降る日は 窓ぎわの机に向かって、ちっとも勉強もせずに 雨垂れの音を聞いて いろいろな思いにふけって過しました。
そして、おやつに貰った お煎餅や あわおこしを窓の敷居に並べて。
なぜなら 私はしめったお煎餅などが 大好きだったからです。

大好きな雨垂れの音と 湿ったお煎餅は なかなかのコンビでした。


そんなことを思いながら ムビラの演奏を聴きました。