画燈樹

アンティークのある暮らし。営業日は火木金土・・12時半から5時まで
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春が来る

2017-02-16 21:39:03 | Weblog


今日は春みたいに暖かだったので、ちよっと画燈樹前の植木のお手入れをしました。

かわいい新芽がいっぱい出ています。
どの芽もどの芽もかわいいです。
雑草でさえ若草色で美しい!

写真の左と右の芽は
ちよっと 私の扱いが違います。

左は かわいい!
 そっと植木鉢に植え替え
 て。

右は 早く抜かないと!
 ごみ袋にほりこんだ。

同じ様に美しい芽やのに・・

  ごめんなさいね。



その後で、画燈樹から姉の家によりました。

姉「どうしたん? 目が真っ赤やん!」

私「お医者さんにドライアイて言われたわ、もう半月以上赤いまんま。歳のせいかも。
瞼は3文の1は垂れてるし
唯一 長いて言われてた睫毛も半分しかみえへんね。
本間にひどいわ!
春が来る と言うのにかなんわ~!」

姉「そんなん容姿なんかゆうてられへん、どぅでもえぇわ(笑)」

私「ははは」

姉「次元がちがうわ(笑)。
生きるか死ぬかゆうてるのに」

二人 大爆笑ⅱ



美しい人

2017-02-06 20:26:07 | Weblog


今朝も、私は 鏡をみながらシワやシミに呆れ果てておりました。

 
 ずいぶん昔に、画燈樹をオープンして間なしの時の出来事を思い出しました。
(20数年は経ってしまいました)

二人づれの年輩の女性が  ふらりと入って来られました。
あれこれ御覧になる雰囲気が おしゃれで上品な感じです。

関東から京都観光に来られたそうです。
少しお話しをしていて、表情や話され方がとても美しいとおもいました。

 お一人は白髪を染めずに 美しくまとめておられました。

「こんなところで可愛いアンティークショツプに出会えるなんて えれしいわ!」
と微笑まれました。

 私は ただただ ゛なんと美しい人なんやろ"
と見とれていました。

お顔立ち以上に、話し方、表情、物腰がすてきでした。

アンティークがお好きらしくて、豆皿をあれこれと品定めされながら、お二人は旦那様と御自分のと二枚づつ、それぞれのお好みの物を選ばれました。

 お包みして お礼を言ったとき、

「京都の良い思い出ができました」
 と優しく微笑まれた時の
目尻のしわがとても美しいのです。

私は "あ~、本当に美しい人て シワまでうつくしいのやわ" と思いました。

 五十才そこそこの私は、憧れと感動でこの年輩のお二人を お見送りしました。

嘆いてばかりいる今の私には一番大切なこの方達のことを、すっかり忘れてしまっていました。


きっと、今の私ぐらいのお年だったかも知れません。