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江戸後期の伊万里ですが かなり大きく 真っ二つに割れてしまいました。
もともとひびが入っていたのです。
でも なんとか修理して 今一度生きて欲しいと思いました。
だって 160年は生きてきたんですから。
大きな鉢を膝に抱えて
修理をしていて、かって昔この鉢に絵付けをした人がいたんだ、と思って 感慨深く とても不思議な気持ちになりました。
いったいどんな人が どんな格好をして どんな想いでこの絵を描いたんでしょうか。
まさか 160年後に私によってこのように修理されるなんて思いもよらないでしょう。
私の修理は大丈夫でしょうか。
なんとしても 今一度使えるようにしたいのです。
もし 又割れてしまったら 又 ひっつけます。
大切に 大切に したいです。
アンティークの 醍醐味です。