画燈樹

アンティークのある暮らし。営業日は火木金土・・12時半から5時まで
Tel: 090 3708 8212

Caliente さん

2016-02-17 22:51:14 | Weblog

 
灯台もと暗し。alcove の三階に予約だけの美容院があります。あると言うことは知ってましたが。


べつに電話番号があるわけじゃなし・・・
おしゃれな 大きなアイアンのドア(引戸)があります。
手作りだそうです。

中に入るなり 目に飛び込んだものは、白いフロアーの真ん中に、変形の八角くらいの いい色の床が一段下がってお洒落な1つの部屋を作っています。ここでお客様はカットなりパーマなり してもらいます。




 


小さなお子さん二人いらっしゃる ハイセンスな奥様美容師さんです。


「ようこそ、おいでなさいました!」

2016-02-12 22:17:30 | Weblog









 庭をのぞいて見ると、いろいろな所から ちょこちょこと かわいい芽が出て来ています。

 なんとかわいい! 
こんなとこにも、こんなとこにも。

 “この芽はすみれ”
 “この芽は クリスマスローズの種が落ちて新しい芽が出てる~、1つ 2つ 3つも~!”
 “この芽は何やろ”

植物て 人の心を優しくしてくれるし、笑顔にもしてくれます。

花が咲いた時の 感激も大きいけれど、
この寒いのに 小さな芽を あちこちにいっぱい出してくれて、素晴らしい自然の 力を感じます。

枝には、薔薇の芽がいっぱいです。

 “かわいいな~” 
 “かわいいな~”

どの芽にも、どの芽にも、

 “ようこそ~!”
 “ようこそ~!”

と声をかけて、小さな庭を歩き回ります。


 いよいよ春が来るんですねぇ。

もう、本当に うれしくなります。


プロバンスのハム、ソーセージ作り。

2016-02-07 21:36:43 | Weblog


「なんと、ご近所のクリスチャンとマリエーヌのお家で昨日と今日ソーセージやハム作りを見学してきました。

お母さん達が何軒かで味噌作りをするようなものです。最高でした」

と言うメールが娘からたくさんの写真と共に届きました!

ちょうどついこの間私達も味噌作りを終えたところでした。
















皆でワイワイ話しながらソーセージに詰めるミンチやハーブ、香辛料等をコネコネする様は、

私達が湯で上がった豆とこうじをまぜるのとそっくりです。

(動画の入れ方がわかりませんでした。)



ソーセージを詰めています。








どんどん 出来てきました。




ソーセージ、ソシソン(サラミ)、とパテだけで160kg作りました。
他にも大きなハムもあります。

家族代々皆毎年作っていたそうです。1年に1度2月に作ります。

ジャンボンハムは 2、3ヵ月、ソーセージは1ヶ月、ソシソン(サラミ)は3、4ヵ月、の熟成でたべられます。

三家族が集まって毎年つくるそうですが、ちゃんとそれのための部屋もあります。

日本の田舎も納屋があり、味噌、醤油、梅干し、たくわんや色々な保存食を作ってきましたが、

それもだんだんと無くなってきたかもしれません。

フランスもプロバンスの田舎の方でないとなかなか出来ないかも知れませんね。

娘達は 貴重な経験をしたようです。


あら、まあ!

2016-02-04 21:33:17 | Weblog



 暖かいお部屋に入れて 最後をみとどけようと思いましたのに。

散ることもなく ドライフラワーになっちゃいました。

花瓶に挿しておいたのに。

立ち枯れになりました。

葉っぱは青々しています。

きっと おおかた外で立ち枯れる所だったのかも知れません。

やわらかかった花は 今ではシャコシャコです。

綺麗なドライフラワーになりました。

なんと いつまで楽しませてくれるのでしょう。

悲哀の・・何て言ってごめんなさい。

あなたは すばらしいパワーの持ち主です。

悲哀のプリザーブドローズ

2016-02-01 22:22:49 | Weblog
  
この薔薇は 咲き始めてから2ヵ月以上は散りません。
蕾がふくらみ初めてからなら、2ヶ月半以上はここに居ます。

画燈樹のガラス戸から ずーと見えています。

今年は暖かだったので 11月になっても 色々な薔薇が蕾をつけては咲いて 散っていきました。

でもこの薔薇は何故か 取り残されたように 一輪だけ咲いています。もう2月です。
毎年12月には ほとんどの薔薇は切って 暖かい部屋に入れて 咲かせて飾ります。

私は 冬の薔薇は 寒空に一生懸命に咲いている姿が けなげで、そして色は はかなげで大好きなんです。

でもこの薔薇に関しては けなげを通り越して 可哀想にさえ思います。

ガラス越しに眺めながら 「まだ咲いてるの、そんなに頑張らなくていいよ!」と思います。
初めの頃は "これぞ天然のプリザーブドローズ” と喜んでいましたが、今では哀れささえ感じます。


「花は散るから美しい・・・」  だったら早く切って暖かい部屋に入れて 楽しませてもらってから 散らせてあげようと思います。


 花が咲いて散るまでには、それなりのパワーがいるものだ とは思います。

でも 咲くときのパワーは考えられますが 散るときもそれなりのパワーが必要なのかなぁ?

時期が来たら 勝手に咲いて勝手に散るものと思ってました。

 花は枯れたら散るもの。

枯れること 散ることにも何らかの力がいるとしたら・・・

ガラス越しに見える 散ることも出来ないこの薔薇を見ていて、いろいろと考えさせられてしまいました。


 やっと切って 暖かい部屋に入れてあげました。