夕方からず~と しとしとと雨が降っています。
カーテンを引こうとして、
ひよこっと 小さい頃に唄った唄を思い出し 口ずさみました。
♪雨が降ります 雨が降る
遊びにゆきたし傘はなし
(この先が思い出せません。)ふ~ふふふ ふ~ふふふ ふ~ふふふふ♪
子供の時以来きっと唄ってなかった様に思います。
何度も何度も唄ってみたけど
思い出せません。
何とかして思い出したい。
必死になって頭の中から引っ張りだそうとしても、出て来てくれない。
帰りの車の中でもず~と口ずさんでもダメでした。
家に帰ってから、
゛そうや、Google で調べてみよう"
と思い立ち、作者も題名も分からないから無理と思いつつ
「雨が降ります 雨が降る・・・」
まで書き込んだら、
バーン‼ と ずらずら出て来ました。おどろきました。
作者は 北原白秋
題名は 「雨」
YouTubeで唄まできけました。
なつかしい! うれしい!
でも 懐かしさもさることながら、Google のすごさに驚くよりも 呆れるほどでした。
遠い昔の記憶が
薄暗いところに ボ~とまわりを照らすローソクの明かりの様な色だったのにたいして、
現代のハイテクの色が、LEDの青白い冷たいような明かりに見えて 何とも言い様のない隔たりを感じました。
「♪雨が降ります雨が降る
遊びにゆきたし傘はなし
紅緒のかっこも緒が切れた♪」
2番も3番も かわいい歌詞です。
あァ、こんな童謡があったな~!
と思って下さる方があるなら、そして知らないけど大正から昭和初期の かわいい童謡を聞いて見たいと思われるなら
ぜひぜひ 聞いて見てください。
私は2番も3番も 思い出せました。
そして歌詞と共に 折り紙をする女の子の絵があった絵本もはっきりと思い出す事が出来ました。
やっぱり青白い色でも、
冷たい色でも、
ハイテクに感謝します。
そうでなかったら 私は
一生思い出せなかったかも知れません。