画燈樹

アンティークのある暮らし。営業日は火木金土・・12時半から5時まで
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まつたけ鹿??

2008-10-23 21:19:38 | Weblog
アルコーヴのお客様で、大原に松茸山を持ってる人から 特注で松茸を買わしてもらってる人が来られました。
そのお客様のお話しだけど、
松茸山を持ってる人が“今年は 松茸が少ししか採れない”
と嘆いてはったそうです。
その少ししかない松茸を、うっかりすると 鹿に食べられてしまうそうです。

もう残念で、残念で、それは それは くやしいそうです。

当然です! 分かります、分かります!
気の毒に!(涙)

その時 主人が「その鹿 おいしいやろな~」と いいました。

皆で 「ハハハ」と笑いました。

「どんぐり だけ食べさせてる、おいしい イベリコ豚がいるやろ?
どんぐりより はるかに松茸の方が上等やし、 絶対に おいしいて!」


そう言えば 娘がスペインから持ち帰ってくれた イベリコ豚も とっくに黒板メニューから消えています。

主人は 何か真剣な顔をして 考えている様に見えます。

ひよっとして 主人は まったけ鹿 を売り出そうとしてるのかな??

Yさん て方ステキです!

2008-10-20 03:17:18 | Weblog
Yさんはよく画燈樹に来てくださいます。お話しがとてもお上手で、いつも聞き入ってしまいます。
4 5人ぐらいで集まっている時は、楽しい 面白いお話しが中心です。
特にKさんとYさんとの織りなすお話しは 本当におかしく、あっと言う間に時間が過ぎてしまいます。


先日は Yさんと私の二人だけでした。
その日は 色々なお話しをしていただきました。

亡くなられた お母様の事、お姑さんの事など 懐かしい そして心に残っている様々な想い出話を聞かせてもらいました。

お姑さんには可愛がってもらって、大切な言葉をたくさん残して貰われたこと、そしてYさんの宝物になっていること等。

その中のいくつかを書いてみます。

「人生てゆうものは 人それぞれに線路があり、一回も乗換えんでもいい人もあるかも知れんけど、大抵は何度も乗換えんならん。
乗換えてもいいけど、脱線だけはしたらあきません。

乗換えるほど苦労もあるし 大変やけど、色々な事が勉強出来る。
脱線したら人にも迷惑かけるし、本線に戻るのもひと苦労や」


「無関心の心の目には 何もうつらん。
興味をもって見たら 広い世界が見えてくる。
何にでも興味と好奇心を持たんとあきません。」

「糸は少しはゆるみが必要や、何にでも“あそび”言うて少しは余裕があるように ピンピンに張ってたら 回りの人も自分も しんどいやろ?」

等々

当たり前の事しか言ってないけど、その時その時の私の状況で 話して下さったから心に ず~と残ってるね!
と Yさんが色々な想い出話と共に 涙をにじませ 話して下さいました。
私も もらい泣きをしてしまいました。

お姑さんの想い出で涙される人も少ないかも知れません。


Yさんが「画燈樹さん、美しい物を見たら涙がでない?
私は、 コスモスがいっぱい咲いてるすごい綺麗な所を見たり、
びっくりするほど きれいな夕焼けを見たりしたら 涙が出るわ!」

残念ながら 私はそうゆう経験はまだ一度もありません。
「うっわ~!」と いって後ろに引っくり返るぐらい 感動はするけど、まだ涙を流した事がないのです。


私って まだまだ修行がたらんな~!