１９０７年～１９１０年の消印があります。

ちょうど、１００年前のカードです。

床に並べて、しばらく 眺めていました。

１００年も前に、いったい どんな人がどんな人に送ったんでしょう？

一つ一つに、どんなドラマがあったんでしょうか？

その頃は どんな服装をしてたんでしょうか？

お誕生日のカードや母の日のカード。


私は、しばらく 色々な空想に 浸っていました。

このカードを送った人も、受け取った人も まさか自分のカードが１００年後に、こんな所で 私の手にとられているとは・・・・
私自身も とても不思議な気持ちになりました。


私の手にわたる間にも いろいろなドラマがあったことでしょう！

間違いなく、１００年前に書かれているのです。
その文字の一つ一つを、穴のあくほど 見つめていました。


その時の送った人の気持ちを思い、

とても とても いとおしくなって、

思わず 両手にはさんでいました。


そして これからも 私の手を離れて、
また 色々な人に可愛がられて、


色々な夢を見せてくれる ことでしょう！

素敵な 夢の グリーティングカードたち

吊り下げ式ライト

フランスのカフェオーレボール

エンジェルのタイル

スタンドライト

マホガニーのカードスタンド

人生は 楽し！

先日、Ｓちゃんと ちよっとお出かけをしました。

買い物をして、ランチを食べました。

その日は、お天気も良くて 暑い位でしたから、Ｓちゃんの顔はつやつやしていてホッペタも赤くなっています。

私は「Ｓちゃん、ホッペタが赤くてきれいやわ～！ 元気そうで若く見えていいね～」
とても うらやましいです。

でもＳちゃんはホッペタが赤くなるのがいやで いつも「あ～ん、又 おてんてんちゃんになってる～」と言って嘆いています。


しばらく楽しいおしゃべりをして、笑うだけ笑って レストランを出ました。


車に乗って、二人は顔見合せました。
西日がガンガン当たって 二人の顔は・・・・。

「こんなに明るかったら しわだらけでたまらんな～、生きてられんなぁ」
「明るい所は 行かれんなぁ」「そやけど もぐらやないしなぁ」

と言って ため息をつきました。

でもねえ、よく考えて見ると
「昔のこの歳の人やったら、とっくに おば捨山に捨てられてるわ」
「そやなぁ」
「そんなに昔でなくっても、ついこの前の このぐらい？の歳の人やったら 毎日何をしたはったと思う？
誰が朝からお買い物、お昼は美味しいランチ、お茶してゲラゲラ笑って、
そんな事したはらへんやろ？」
そうです！
きっと、朝からせっせと拭き掃除、靴下つくろたり 雑巾縫ったり 自分の楽しい時間なんて無かったでしょうに。

私達の日常を考えると、何と 生き生きと楽しいことか。
何と幸せな時代に生きてる事でしょう。


シワがあろうが シミがあろうが そんなことええやないの！
「そうや！そうや！」


一瞬 落ち込みかけた気分を二人はグ～ンと引き上げて、

なんだか いい気分になってきました。

「次は、お花見に行こう！早く行かんと散ってしまうわ」

と、すっかり楽しい気分になって・・・・

又、又 生きていけそうです！

と言うわけで、
昨日の日曜日、残りの桜を見に出かけたのです。


花の盛りはすんでたけど、残り少ない桜も なかなか捨てたもんじゃないわ。

次に新しいきれいな葉が 出て来てたわ。