満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

ドラマ観ました

2012-07-11 03:41:31 | 雑記

皆様ごきげんよう。バンプが主題歌を担当するというドラマ「息もできない夏」を、ジムを休んでまで視聴したんですが、主題歌って最後にかかるもんなんだな、と実感せざるをえなかった黒猫でございますよ。ぐぬぬ。

ドラマも全部観ました。

玲(武井咲)は高校在学中からアルバイトをしているパティスリーにて卒業後もアルバイトを続けるパティシエ志望の18歳。真面目な勤務ぶりが評価され、来月から正社員採用されることになる。それに伴い「住民票等記載事項証明書」の提出を求められた玲は、仕事を終えてから区役所の夜間窓口を訪れる。
夜間窓口担当の樹山(江口洋介)は、玲の求めに対し身分証明書の提示を求めるが、玲は該当するものを持っていなかった。早く書類が欲しい玲は、ゴリ押し気味に申請を受理してもらうが、受け取り時に必ず保険証を持ってくるよう念を押される。
帰宅した玲は自分の保険証を探すが、見つかったのは母と妹のものだけだった。(※父親は他界)夜勤もある介護職の母(木村佳乃)となかなか話せる時間が設けられず、保険証を持たずに役所を再訪した玲は、自分が住民登録されていない事実を知らされる。区役所のミスを疑われ、詳しく調べてくれと依頼された樹山が他の職員の手を借りて詳細を調べると、玲は戸籍の登録自体がない無戸籍児だったことが判明して・・・?

というような話。


パッと浮かぶ感想としては、このネタ(無戸籍児問題)だけで10話前後続けられるのかなという感が。まあ、他にもいろんな要素がこれから出てくるんでしょうけど。
全体的に家族が若くてビビりました。浅田美代子がお祖母ちゃん役とか、木村佳乃が武井咲のお母さん役とか。そんなデカい子供いる年じゃねえだろ、と思ってしまうのは最近ドラマを観ていないからなんですかね?

脚本の疑問点として、18歳になるまで保険証なしで過ごして本人は一切疑問が湧かなかったのかとか、どうあがいてもいずれ本人にはバレるのに隠蔽し続ける母親はどういうつもりなのかなどが浮かびますが、これからそういうのも説明されるのかな。
実際の無戸籍の方も、住民票の交付等、何らかの公共サービスを自分で受けようとして初めて知るケースが多いようなので、言わない親が多いのかな。
わたしもこの問題については薄ぼんやりとしか知らないので、そういう意味では興味があります。しかし300日規定って全然子の福祉のためになってないよね。子供は一切悪くないのに。


連続ドラマって一話目は視聴者の関心を掴むために結構グイグイ盛ってくるもんなんじゃないんですかね?観ないうちに傾向が変わったのかな。
それなりに伏線はたくさんあったと思うんですが、全体的に静かな感じで、後半で主人公が自分が無戸籍だと知るくだりも比較的淡々としていた気がします。このへんはもっとドラマチックに盛り上がるべきだったのでは。

・・・つまらなくはなかったですが、毎週絶対観なきゃ!ってほどでもないかなあ。バンプの主題歌はドラマの最後に流れることがわかったし、それまでに帰ってくればいいかな、とか。
ワンコーラスしか流れないようなので、あまり曲の感じがつかめないまま終わってしまいました。「firefly」(蛍)とかいうくらいだから、しんみり系バラードだと思っていたら、思いがけないアップテンポな曲でしたが。

来週どうしようかなぁ。