満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

タイフェア

2011-04-26 01:23:56 | 雑記

皆様ごきげんよう。今日も今日とて怠惰ですいませんでした、黒猫でございます。

日曜ですが、行こうかどうしようか迷っていた浦和美園イオンのタイフェアに行って参りました。



埼玉高速鉄道の電車賃が高い(初乗り210円)ので、乗り換え駅の東川口に着いてから、歩けそうな気がするようなら歩こうかな、と思いつつ、とりあえず東川口駅に着きました。
着いたのはいいんですが、東川口駅で下車すると、ラッシュピーク時であるかのように人が多い。そしてそこはかとなく赤い。

え?何?今日コミケ?

とか思いましたが、どうやら24日は埼玉スタジアムで浦和レッズの試合があったようです。電車を降りた時点で赤い服装の人がちらほら。臨時出口が開いていたり、駅員さんがたくさんいて「立ち止まらないでくださーい」とか叫んでいたり、混雑を想定していなかったわたしはしょっぱなからキョドりました。その人たちも埼スタの最寄が浦和美園なので、そのまま埼玉高速鉄道の駅に流されそうになりましたが、通勤でもコミケでもないのにそんな乗車率の電車には乗りたくないと思い、やはり歩くことにしました。
わたしは方向音痴なので、ちゃんと地図印刷して持参してまして、地図に従っててくてく歩きました。

片道2kmくらいで、まあ歩けない距離ではなかったです。急いでないならアリかも。

しかしあの近辺は住宅街もしくは畑もしくは開発途中の土地が多いんですね。畑や戸建の家が多かったので、のんびり歩きながら目に入った野草の名前を思い出してみたりして、結構楽しかったです。今は樹木ではハナミズキが綺麗で、野草ではタンポポとかカタバミとかシロツメクサとかカラスノエンドウが綺麗なんですね。カラスノエンドウはなんか自信がなかったので帰宅してからググりましたが、思っていたので合ってました。ちなみにゲド戦記(※ル=グウィン氏の原作のほう、間違ってもジブリじゃないのでご注意願いたいっつか映画には出てないや)のゲドの親友の名前でもありますね。

それはさておき。

浦和美園イオン、初めて行きましたが、ビビりました。

デカッ・・・!

事前にネットで調べたら、3階建てということだったので、結構小さいのかと思っていたらとんでもなかった。まず駐車場がパネェ。というか基本的に客は車で来るものとして設計されてますね。駐車場及び車回しスペースを越えていかないと店舗に入れない。

なんじゃこりゃあ、と思いながらも店舗入口に辿り着くと、上記に貼った画像がドアのところに貼ってありました。
わたしはまず飲食スペースに行きたかったのですが、その開催場所に至るまでも結構距離がありました。何この異様なスケール・・・。

わたしこういうショッピングモール見たことある、アジアで。
シンガポールとかタイとかインドにあるよ、こういう規模のショッピングモール。やたら横に広くて他の階に行く前に心が折れるの。もしくは途中ダンジョンになってんの。
売場面積で言えば日本一はまた別なんでしょうが、そういう所はもっと高層だと思うんです。こんな横に広いのって・・・確かに周囲の土地もすごく余裕ありそうだったけど、それにしたってびっくりしましたわ。

まあ、イオン本体はあとで探索するとして、まずは飲食スペースになっている食品入口駐車場特設会場とやらへ。
印象としては小さいタイフェスという感じでした。12店舗くらい入ってたのかな?全部のお店の名前は覚えていませんが、あーこの店いつもタイフェス来てるわ、てのが多かったかと。
残念ながら行くかどうか迷いながら家で朝食を食べてしまっていたので、一皿とマンゴースムージーしか入りませんでした。



ぐるっと回って、一皿でグリーンカレーとガパオが一緒に楽しめる欲張りな一品にしたんですが、味は日本人向けにアレンジされているのか、辛さほぼナシという感じだったので不完全燃焼でした。辛くて涙が滲むようなカレーが食べたかったのに・・・!まあ、イベントですし、より多くの人に食べやすいようにハードルを下げていたのかもしれません。実際、わたしがオーダーしてる間に「これハーブとかきついの?辛いの?」とか訊いてる人いたし。ハーブと辛さなくして何がタイ料理か。


食べるものを食べたあとはイオンの中に戻り、物品販売をチェック。食料品はイオンの食料品売場内にコーナーができていましたが、まあ普通のお値段&品揃えっつか近所で買えるわコレという感じだったので、若干お得と思えたセンレック(米の麺)を買うに留まりました。マンゴーも至って普通の売値だったので箱買い衝動も起きず。残念。
雑貨は1Fの通路上に屋台程度の小さい店舗が何個か連なっていました。これもアジアのショッピングモールを彷彿とさせる・・・わたしにとってはあまり目新しいものがなかったので、何も買わなかったけど。

まあこんなもんかという程度でタイフェア視察は終了。
次はイオン内を見て回りました。
1Fの出口に近いところにペットショップがあるのが卑怯だよね。ここでちびっこに紛れて犬猫やらフェレットやらハムスターやら鳥やらをガン見したり、トリミングされているペットたちを見たりするだけで30分くらい余裕で過ぎた(笑)。

あとは2Fと3Fも一通り見ました。とにかく広い。お店たくさん。わたしの好きなお店も結構入っていて、特に輸入食材のKALDIはお酒も取り扱っていて、余程買って帰ろうかと思いました。いいなあ。うちの近所のKALDIには残念なことにお酒はありません。
エスニック雑貨屋もCDショップも映画館(ワーナーマイカル)もあって、ホントイオンだけで色々事足りるだろうなと思いましたが、個人的には書店が今ひとつでした。広い割には品揃えがいまいち。書店は大事だよね。ヴィレッジヴァンガードもあったけど、これは書店というよりは雑貨店だし。いや、これはこれで大好きだけども。

あと、この異様に広いイオン、エスカレーターの設置法までアジアのショッピングモールと同じでした。
上るのでも下るのでもフロアを半周しないといけない方式。上ろうにも下ろうにも、すぐ隣に続きのエスカレーターがないのです。

つまり

3F /
2F \
1F /
じゃなくて
3F /
2F /
1F /
なの。

これさ、マジ何なの?広いフロア内を歩き回ってただでさえ疲れているのに、上か下に行くのにフロアをぐるっと半周しないといけないウザさ。お分かり頂けるだろうか?

これ、広い造りの店でしか見かけない設置方法な気がしますが、わざわざこれにする理由はなんなんでしょう。おしえてその筋の人。(どの筋だ)



最後に帰りがけに撮った張り子?の象さん。



タイフェスよりは小規模でしたが、ショッピングモールでやるものとしては大規模だったと思います。
都内のデパートの催事でもちょいちょいやってくれないかなあ。北海道展の次はタイフェスです、みたいな。