小学校入学前に『読み書き』や『計算』を教えてはいけない(2)

小学校入学前に『読み書き』や『計算』を教え始めたのは、いつからなのだろう。

少なくとも昭和３０年代は、
「『読み書き』『計算』を入学してから、性格に教えますから、
覚えていなくても大丈夫です」
という説明があり、自分もそうでした。

わが国に優れているものは、
「教育(国民のレベルの高い)」
「警察(治安のよい)」
「国鉄(安全で正確な)」
と言われた時代です。


現在でも、歯が生え替わる６歳までは、
他に育てるべき部分があると、
「意識的に『読み書き』『計算』を教えない」
という考えがあり、
自分の賛成です。


実際、自分の三人の子供も、小学校入学前には、
『読み書き』『計算』を教えず、
覚えないまま入学しました。
そして、現在、末子も中学生になりましたが、
三人とも落ち着いた生活態度で、普通の学力です。

このことからも、
「小学校入学前に『読み書き』『計算』を教えてはいけない」
と思います。

教育学者、心理学者、脳科学者など、
専門家からの積極的な提言をお願いするとともに、
それらに、
耳を傾ける雰囲気になることを願っています。

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