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住民投票により、銚子市長のリコール成立

多くのマスコミが報道しているように、
一昨日(29日)の千葉県知事選挙では、
銚子市長に対するリコール(解職請求)の是非を問う住民投票も実施され、
賛成が有効投票総数の過半数を超え、失職が決まりました。

これで、50日以内に市長選が実施されることとなりました。 


一方、大阪府松原市では署名の数が足りず、
3月19日にリコール断念の記者会見が行われたと報じられました。

市立病院閉鎖問題で銚子に続き松原市でも市長リコール運動
2009/02/20

市立病院閉鎖を巡る松原市長リコール断念
2009/03/21

松原市長リコール運動で浮上した法の高いハードル
2009/03/24


解職請求が成立するかどうか。

これは、
・本当に解職に当たると住民が考えているのか
 (どちらの言い分を、住民が納得するか)
・解職請求の準備が十分か
 (署名集めをできる受任者の人数など)
などの要素があると思います。

実務的に、どうだったのかは、今後の参考になると思います。
(もちろんリコール合戦にならないために、ハードルがあると理解しています。)

なお、銚子市のケースでは
住民投票が、知事選挙と同時でしたので、
公職選挙法により、戸別訪問などの運動が制限されました。


青森県浪岡町(元青森市)では
青森市との市町村合併をめぐり、リコールが成立しましたが、
合併は成立しました。

これらの場合は、
公職選挙法による戸別訪問などの制限がありません。

時間的にも、精神的にも、そして、費用的にも
大変な負担になる覚悟が必要になることです。


さて、銚子市においては、
千葉県知事選挙と市長選挙を同日に行う方法もありました。
住民投票によらず、市長が自ら辞職し、選挙で問う方法です。

リコールについては
賛成2万0958票、反対1万1590票
でしたが、
多数の立候補があれば、また違った数字となることでしょう。

なお、
住民投票と市長選挙にかかる市の予算も、ちょっと気になります。


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