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第18回加納久宜研究会(4)「協同組合の名著」より「献芹迂言」加納久宜著

「協同組合の名著」第2巻で
明治末期の産業組合黎明期に書かれた
名著としてを『献芹迂言(けんきんうげん)』紹介している。
 
加納久宜は、明治35年に大森山王の自邸を事務所に、夫人と二人で手作りで帳簿を揃えて、都内最古の入新井信用組合(現:城南信用金庫入新井支店)を設立し、全国に信用組合の模範を示した。

 同書では、次の著作を紹介している。
 
『献芹迂言-抄録-』(加納久宜著 明治四十五年)
「(解題)加納久宜と『献芹迂言』」三浦 虎六

『最新産業組合通解』(柳田国男著 明治三十五年)
『時代と農政-抄録-』(柳田国男著 明治四十三年)
『柳田国男氏の報徳社と信用離合論を読む』(岡田良一郎著 明治四十三年)

『日本信用組合報徳結社問答』(福住正兄著 明治二十五年)



中小の事業者を支援するシステムとしての産業組合には
銀行とは違う存在意義がある。

自営業者、中小企業が苦しんでいる今、
公的な支援はどうあるべきか。
公的資金の投入はあるべきか。
・・

金融危機を乗り越えるためにも、必要だったでしょう。
公的交通網の維持のためも、必要になるでしょう。

中小企業や自営業者の疲弊を防ぐために、
信用組合などへの、直接的な公的な支援が
必要なのではないかと、感じました。

銀行ばかりでなく・・。


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