ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(3月第二週)ジャンプ・サンデー編

2006年03月10日 23時28分37秒 | 週刊マンガ誌
※都合により、ぽちょむ君の単独レビューになります

ジャンプ編
デスノート
高田、メロ死亡(リタイア)!
メロはヤバイと思いましたが、まさか高田まで死ぬとは。
しかも2人まとめて1週で。
メロはまぁ考えが甘すぎですね。
自分が本名を知られている状況でキラの関係者にのこのこと顔を見せる、って何考えてるんでしょうか。
あ、何も考えてないのか(笑)。
せめて、「顔を隠すためにサングラスをかけていたが、それでは役に立たなかった」とかあったでしょうに。
(※サングラスをかけていてもダメ、というのはpage.30の内容による私の推測です)
あと高田が死ぬことは無いと思ってたんですよね。
というのは、デスノ不文律の1つに「死ぬのは珍しい苗字のキャラのみ」というのがあるためです。
今回はこれがついに破られました。
安泰(松田、相沢がいるので少なくとも全滅は無い)と思われた日本捜査本部も、今後は分かりませんね。

メゾン・ド・ペンギン
いとり先生には「GJ!」と言う他ないでしょう(笑)。
「おしくらまんじゅう+棒倒し+玉入れ=押し倒し棒入れ」、ってwwwwww
ここしばらく規制が厳しくなったジャンプの中で、この作品だけが治外法権級のエロネタを連発しているのはなぜなんでしょう?
単なる背水の陣か?(笑えん)

受験番長クソ列伝(読み切り)
名前に覚えはあるんですが…何描いてた人だっけ?

ああ、「SANTA」の人ですか。
と考えると、ずいぶん方向性を変えてきましたね。
なかなかしっかりしていた内容ですが、途中の小オチが今ひとつでした。
ちょっと犬に頼りすぎという気がします。
今回の話では犬はイレギュラーな存在(途中参加という意味で)のため、犬を使ったオチが連続されると「もうわかったよ」という気分になるんですよね。
あとこれもキメの場面で使われていた、番長の3段ぶち抜きパンチ(仮)。
何度か出てきましたが、今の時代にあれで笑いを取ろうというのは虫が良いのでは(爆)。

ツギハギ漂流作家
何十人もの犠牲者を出した森の怪物。
主人公がそれをあっさり倒すことで、潜在能力の深さを見せつける…かと思いきや、その森はデンジャーレベル「1」。
つまり世界全体のレベルで見れば屁にしかならない程度の関門、となります。
じゃあそこで死んだ人々は一体なんだったのでしょうか?
現段階でここまでインフレさせる必要はあるのでしょうか?
展開に全体的な展望が無く、毎週毎週後付け後付けで話を盛り上げるのも限界あると思います。
この作品自体が「ツギハギ」じゃないの?
↑なかなかうまいこと言ったな、と思ってます(爆)


サンデー編
ハヤテのごとく
これはヤバいです。
委員長がどうしようもないぐらいツボです(滅)。
ポイントはワンアンドオンリーで「口調」、これしかないです。
どこが良いということを説明するのは難しいですが、とにかくメガヒットです。
むう、今後の出番次第では単行本の購入も視野に入れるべきなのかなぁ。

あいこら
ハチベエのお好みパーツが全部揃えば、それはやはり完璧超人となるのでしょうか。
よく知りませんがパーツの良さってのは、「一見普通でありながら、一点集中で素晴らしい魅力を持っている」ところでは?と思うんですが。
要するに、全部が全部お好みパーツってのはパーツ道から言うと邪道、にならないのかなぁ、ということです。
あと、さりげなく「ハイジの尻」と言い切ってしまっているところに、底知れないカオスを感じます(爆)。

武神BUSHIN(新連載)
万乗大智新連載。

またお子様が主人公の話ですか。
さておき、病弱で生きる喜びをも持たない主人公流星。
父は息子に柔道の楽しさを教え、生きる喜びを見出させる。
希望に満ちた流星はその意思をもって手術も乗り切る。
数年後、すっかり健康体になった流星の学園生活、そして柔道生活が始まる!で普通の学園格闘ストーリーに見えたんですが、最後の最後で超どんでん返し。
1話丸々使って、主人公の置かれている状況が克明に描かれています。
他の新連載2作に比べると、さすがにベテラン作家はこういうところに一日の長がありますね。
さて、今後の展開ですが、本当に全く分かりません。
柔道の受身で無事回避。
車に乗っていたのは同年代の少年で、今後宿命のライバル同士となる…ってのはありがちなのでボツ(笑)。
どう見ても普通に事故ってたように見えますし。
ただ見開き扉の流星はグローブつけているんで、総合格闘系の話になるとは思われますが如何に?