ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(3月第一週)ヤンジャン編

2006年03月02日 22時40分46秒 | 週刊マンガ誌
※ぽちょむ君による単独レビューになります

ギミック!

ちょっと今回の内容はダメージが大きかったです。
あの絵面もなかなか衝撃的でしたが、私は「梓ちゃんの症状があそこまで重いものだった」という方にショックを受けています。
単なる激ヤセぐらいだと思ってたんですが、あれは何と言うか…とにかく辛いです。
マンガだとかフィクションだとかいうのを忘れて打ちのめされています。
かなりのウルトラCが要求されますが、ハッピーエンドをお願いしますよ?

スクール侍
今回は脱フローチャート形式。
そして今までの中で一番面白かった件について(爆)
不良が実はマザコン、ってのは珍しいパターンではないんですが、これはあまりにもその程度がぶっ飛んでいて。
哺乳瓶って…

首幽霊(読み切り)
あの問題作から数ヶ月(苦笑)
林宏(誤)が読み切りで帰って参りました。
今回は、交通事故で亡くなった女性にまつわるエピソードを描いたホラー物。
この話の中には、真相がはっきりしない2つの事柄があります。
1.雑誌記事の事故で亡くなったのは、先生の娘なのか?
2.「あの時」に見たのは本当に首だけだったのか、それともやっぱり勘違いなのか?
この2つがそれぞれ真か偽か、そして2つの事柄の関係はどうなっているのか、そういう事を考えていくと辿り着くのは何とも恐ろしい真実。
ちなみに「本当に娘であるならば、父である先生の元に現れるのでは?」という反論は成り立ちませんので。
理由はよく読めば簡単に分かります。
で、今作は上で述べたように「正体不明の物」を上手く生かした話になっていると思います。
正体不明の匙加減がちょうど良い具合でしたね。
面白かったと思います。
これが度を過ぎると、意味不明の内容になってしまうんでしょう。
まさにそれが林h(ry

通りの角を曲がるまで(読み切り)
先日のモモコ先生に引き続き、ちさ×ポンの中野純子が再び登場。
今回は完全オリジナルのショートストーリーです。
なんて言ったらいいんでしょうかねぇ。
最初は変なタイトルだなぁと思い、読んでる途中でタイトルの事などすっかり忘れ、そして最後で「ああ、それであのタイトルか」と思わせる内容でした。
女もあれで気分直しちゃうんだから随分安いよなぁ。
あと、男→飼い猫 と変換しても話が寸分違わず成立している所はポイントでしょうか(笑)

益荒王
大方の予想を裏切り、寅壱の完敗。
最後に水入りになってうやむやのまま終わっていますが、あそこで警官が来なかったらば完全に顔面やられてますよね。
はっきり言ってなす術なし状態で。
こうなったらば、やはり祭りの中でリベンジでしょうか。