ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(11月第四週)マガジン・チャンピオン編

2005年11月26日 21時32分26秒 | 週刊マンガ誌
都合によりぽちょむ君の単独レビューとなります。

マガジン編
あひるの空
百春はあそこでワンフェイク入れておかないと(笑)。
相手チームのこの大会にかける情熱、ひいてはバスケにかける情熱が伝わってくるような展開でした。
しかし、バスケに対して情熱を持っているのは千秋も同じこと。
その部分の描き方が良かったですね。

女子大生家庭教師濱中アイ
オタク界では旬のネタである「ツンデレ」を、わずか2コマだけで消化してしまう潔さに感服。
1話丸々ツンデレネタで引っ張ろうと思えば引っ張れるのに、もっとターゲットを広くした作品を目指す、そこにシビr(略
あと、メイド服で「トラウマだよ」とか突っ込んでるアイがクリーンヒット(笑)。

金田一少年の事件簿
鍵のトリックについては、私が考えていたことと大体合っていましたね。
暖炉に投げた鍵はすでに別物である、と。
まあその後、本物の鍵をどうやって暖炉に紛れ込ませるかまでは頭が回りませんでしたが(滅)。

15の夜(シリーズ読み切り最終回)
全3回という短い内容でしたが、読んで思ったことというのは「子供に問題があるのは、親に問題があるから」ですね。
最近よく話題に上がる「荒れる小学生」ってのも、結局は親の育て方に帰着するんでしょう。
これがマンガの感想かどうかは微妙なんですが。

VISIONZ(短期集中連載最終回)
最初の設定であった「死の瞬間の映像が見える」ってのが、完全に置き去りにされた展開でした。
能力が能力なだけに事の発端にしかならないのは仕方ないと思いますが、最終的には普通の心霊マンガで終わっちゃいましたね。
もう少し根本の部分をきちんとするべきでしょう、連載を狙うならば。
あと人間と幽霊のコンビというのはヤンジャンでもうあるんで(笑)、そっちをメインにするのは辞めたほうが良いかと。

涼風
自分が言うべきことは言わない。
さも「そんなの言われなくても気づいて当然」とばかりに。
で、それが元で生じた結果に対して、今度は言いたいだけ文句を言いまくり。
あの女(涼風のことです)、ウザイんですが(爆)


チャンピオン編
バキ(最終回)
「最強の座に興味はない、親父より強ければそれで良い」
原点回帰的な内容で、第二部終了。
あのシャドーのシーンで、加藤だけ仮想勇次郎の姿が見えない、とかだったら面白かったんですが(爆)。
あとラストのシーン、勇次郎にバキの殺気が伝わるというシーンで終わっていましたが、そこがちょっと気になりました。
あれを見ただけだと一体何が起こったのかさっぱりわからなかったんです。
編集部が入れた一言の「時差を越えて届いた殺気」とかいうのでようやく状況を理解しました。
ですが…あれってバキがシャドーを開始したその瞬間に勇次郎に殺気が伝わったんですよね?
そうすると「時差を越えて」というのは関係ないような。
越えるならば距離でしょう。
総括ですが、最終回であって最終回ではないようなものなのでとりあえずスルーします。

ドカベン
およそ2ヶ月にわたるモーニングとの連動企画も無事に終了。
向こうの方の内容はこっちと大差無いので省略です。
ラストは岩鬼の意図しないホームランでサヨナラでしたが、岩鬼が「三振しよう」と言い出した時から結末は見えましたね。
掲載誌に配慮することなくきちんと両誌でスターズの勝利、ということで読みは外れましたか(笑)。

剣聖ツバメ
武蔵はまだ現世に転生していないことが判明。
武蔵が作中で重要な位置にいるのは分かるんですが、そこまでして完全に別格扱いされると、なんとなく「それは違う」と思ってしまいます。

ナルトヤ
今回の勝負は、材料がとか調理法がとかではなく、味の差にて決着。
そういう形でケリつけられると、読んでいる方としては全く面白くないんですが。
目を見張るような技術や細かいところに気を使った工夫の差ならば見て分かるんですけど、単純に味が上とだけ言われても。