岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

水田(みずた)は何でも映す鏡だ

2008-04-26 23:14:32 | 農作業

さて、土曜の今朝は何時頃から機械作業を始めたものかと思案してたのだが、近所のお父さんが5時すぎからガーッゴンゴンガッーとトラクターを使いだした。

シメタ(笑、と僕もトラクターを引っ張り出し代掻きを始める。 こんな農村にあっても他人に委託して、完全サラリーマンと化した家もあれば、生活様式そのものが変わってきた今日これで結構気を使っているのだ(笑。

      
昨日と違って今日は気温が一気に上がりそうな雰囲気にトンネルの開放を7時前と決めてアラームをセットし乗り込む。 

実際今日は天気が目まぐるしく変わり、お昼前に開放したトンネルを半分閉めて回り、午後には風向きが反対に変り強さも増したため午後の3時で締め切った。

代掻きの方は午後から雨にも遭ったが順調に進む。

      
代掻きが終わった水田には逆さ僧ヶ岳が映りこんで期間限定の見応え。

畑の方もこんな具合に

      
代掻きを始めたのは僕のように直播農家だけで何処もかしこも鏡の様になるのはもう一週間ほどか。

雨が上がった夕方には久しぶりの虹が水田から伸びて

     
虹は心を子供に戻してくれる不思議な力を持っている様に、僕には思う。
暫し見とれたあと慌てて何度もシャッターを押す。

この後お決まりの夕日がこれまた水田に映えて、明日も天気といきたいところだが、直ぐに雨が再び降りてきて、明日まで続くようだ。