岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

忙しさの中にも桜に誘われて

2008-04-09 23:51:26 | 日々の暮らし
昨日の風がうその様な穏やかな朝を迎えた。近所では田起こしが始まり早朝よりエンジン音が鳴り響く。

      
例年だと3月の下旬からボツボツと始まるのだが、今年は晴天が続かなかった為に今週に入りあちらこちらで開始された。

さて天気予報の方であるが、今日も10時くらいから風が出始めて午後にはかなり強まるとのことで今日も強風注意報が出てる。 先ほど畑を見回ったところ、昨日飛散防止に畝のマルチを押さえたロープがかなり緩んでいたので、再度締めなおすことにする。

先ずはハウスの西瓜苗の世話をやいてからで

      
水は朝に一回だけ充分にやる。 水やリは管理上最も大事な作業で、これだけは任せる事はない。 水やりを終え播種用ポットを見る

      
左の芽が出たばかりのものは種の殻を被ったままで出てくる。 自然に取れる場合もあるが、取れなくて双葉が変形したり傷んだりする場合があるので毎朝様子を見ては手で取り除いてやるのだ。 

ハウスの換気も済ませ畑へ急ぐ。 今まで気付かなかったが、家の入り口に植えた桃の木に花が咲いていた。 

      
これを植えたとき、友達に2~3年したら食べれるようだから、楽しみにしといてと言ってたのに、水捌けが悪く一向に大きくならない(苦笑。

さて畑へ着いて直ぐにマルチ押さえの補充をする。 それが終わるとマルチの上に張ったロープの緩みを再度締め直す。

       
風が出て中に吹き込むと膨らみ巧く締めることができないので、作業を急ぐ。 後作業でトンネル掛けをする場合このロープは邪魔になり外さなくてはならないのだが、それでも風で飛ばされれば殊更に面倒な事なので 今はとにかくこの後の風を凌ぐしかない。

風が少しづつ出てきたが、お昼一寸過ぎに何とか終了。 お昼ご飯を後回しにして 一昨日より畑から窺っていた舟川の桜を見に行く。

     
この光景が遠めに畑から見えるのだ。 いやぁ~嬉しい、満開だ。

     
桜の間からは左に朝日岳、右に白馬三山が窺える。

     
お花見用に渡された橋の上からは両岸の桜が見事だ。奥に太く横一文字は北陸自動車道で、中には走っていてあまりにも見事さにインターを降りてこちらへ回ってくる人たちもいるのだ。

桜を見に訪れたのは僕だけではないが、平日ということもあってか、人もまばらで、これはこれでまた良い。

     
隣りに広がる田んぼには農家に花見も関係ないと言わんばかりにトラクターがあちらこちらで活躍中だった。


暫し目も心も楽しんだ後、午後よりトンネルの準備に掛かる。

     
トンネル用の竹を消毒し、畑の畝に配置する。 今度晴天が続くようであれば、取り掛かろうと思い段取りだけはしておく。 それでも昨日のような大風が吹く日にゃぁ考えものなのだが。


晩に入り今日は地区の防犯パトロール隊の結成総会があるというので出席した。 

     
隊員をお願いされ承諾したのだ。活動は全くのボランティアであり月に2度の巡回パトロールを実施となっている。

     
隊員役員あわせて30名の出席で総会は執り行われた。 こういった活動は町というより県の方針があって要請されたとの事であった。

警察と違って我々の場合は怪しい人や事柄を発見しても絶対に深追いせずに最寄の警察等に連絡を入れてほしいとの事であった。 それは近年外国人による犯罪が増えている事に、彼らが凶器を持ち歩く事が多々あるということからであった。