2週間、場合によっては3週間連勤の真っ只中。
正直行くかどうか迷った。数年前なら、迷ったら行かなきゃ!だったのに、最近(遠征に)行くと翌日必ず体調を崩すので、本当に迷った。
最後は心の声に従った。
仕事を終え、地下鉄に飛び乗り、新幹線に駆け込んだ。行き先は名古屋ハートランドスタジオ。
陳腐な物言いだけど、横道坊主のライブは、いちいち五感に刺さる。刺さり方が違う。
例えば、各曲の締め方ひとつにしても、巷でよく見かけるドラム乱打からのみんなでジャーン!には違いないのに、聴こえ方がまるで違う。
一音一音に、デビュー依頼35年の歳月がギュッと詰まっているのだと思う。
そのブレなさの体現を目の当たりにする度に、年齢とともに薄れ、消えて行きがちなあの感覚が、腹の底からよみがえり、バリバリと電流のように身体中を駆け抜ける。血がたぎって来る。
「信じ続けているのか」
「逃げてはいないだろうか」
彼らの歌詞は、自問のきっかけをくれ、音は自答の後押しをしてくれる。
(以下、横道坊主『breach』より引用)
頭で考えんな
一瞬足りとも怯むな
心が動く方へ
迷いながらでも怯むな
(引用ここまで)
…帰路の新幹線の中。言葉にならない何かが、心の中をグルグルと回り続けている。
形は曖昧で、未だ定まらないけれど、きっと明日からの力になってくれるだろう。
行って良かった。
横道坊主という偉大なバンドと、その35年間の全てに感謝です。
正直行くかどうか迷った。数年前なら、迷ったら行かなきゃ!だったのに、最近(遠征に)行くと翌日必ず体調を崩すので、本当に迷った。
最後は心の声に従った。
仕事を終え、地下鉄に飛び乗り、新幹線に駆け込んだ。行き先は名古屋ハートランドスタジオ。
陳腐な物言いだけど、横道坊主のライブは、いちいち五感に刺さる。刺さり方が違う。
例えば、各曲の締め方ひとつにしても、巷でよく見かけるドラム乱打からのみんなでジャーン!には違いないのに、聴こえ方がまるで違う。
一音一音に、デビュー依頼35年の歳月がギュッと詰まっているのだと思う。
そのブレなさの体現を目の当たりにする度に、年齢とともに薄れ、消えて行きがちなあの感覚が、腹の底からよみがえり、バリバリと電流のように身体中を駆け抜ける。血がたぎって来る。
「信じ続けているのか」
「逃げてはいないだろうか」
彼らの歌詞は、自問のきっかけをくれ、音は自答の後押しをしてくれる。
(以下、横道坊主『breach』より引用)
頭で考えんな
一瞬足りとも怯むな
心が動く方へ
迷いながらでも怯むな
(引用ここまで)
…帰路の新幹線の中。言葉にならない何かが、心の中をグルグルと回り続けている。
形は曖昧で、未だ定まらないけれど、きっと明日からの力になってくれるだろう。
行って良かった。
横道坊主という偉大なバンドと、その35年間の全てに感謝です。