宮城県は石巻に三日間出張してきました。
片道約6時間かけて、生まれて始めての陸奥ひとり旅。
京都から新幹線のぞみに乗って東京へ、東北新幹線に乗り換えて仙台、さらに仙石線に乗ること1時間10分、たどり着いたのは昼の2時。昼飯は新幹線内で食べた牛焼肉弁当韓国風980円なり。
駅前の百貨店内某店へ向かい、店長と名刺交換、宅急便にてすでに到着していた荷物を空け、売り場作りにとりかかる。それにしても、一抱えでウン百万する商品群、最初の頃は緊張して扱ったものだけれど、今では鼻歌混じりで放り投げることもしばし。慣れとは恐ろしい。
およそ2時間で売り場が完成、店長に挨拶をして、宿に向かいます。
百貨店から歩くこと3分、ビジネスホテル、というかむしろアパートっぽい外観の宿に少し不安を覚える。丸太の階段を上り、ロビーと言う名の小屋にて鍵を受け取って、読みもしない夕刊(無料)片手に2階の部屋へ。ドアに挟まっていた○リ○ルのサービス券(45分12,000円>9800円)に心を乱されつつも、ふりきって中に入ります。
アンティーク調の家具、風呂とトイレが別々など、思っていたよりもいい感じ。ちょっと機嫌回復。
百貨店の食料品売り場の閉店間際を狙って突撃、タイムサービスを利用して、半額の寿司(うに、かに、トロ、鯛、赤貝、鮭、いくら、かずのこ、いなりずし)、40%OFFの鳥皮餃子、カゴメの野菜ジュース、牛乳1Lパック、エビアン、カップみそ汁、お茶、さらに翌日の朝ごはん用にパン屋の残り物詰め合わせ300円を購入。部屋に戻って、蜘蛛が人を襲うB級パニック映画を見ながらほおばる。それなりにおいしかったので、故障したi-podのイヤホンを昼に仙台のヨドバシカメラで購入したら4500円もして憤慨してムシャクシャしてプンプンだったのも少しは晴れました。
眠くなるまでの暇つぶしに外を散歩。「マンガの街」を自称するだけあって、道のそこかしこに、キャラクターをあしらったオブジェ。それも全てが石ノ森章太郎モノ。次第にいたたまれなくなり、低くなったテンションとともに部屋に戻る。途中デ○ヘ○のお姉さんとすれ違い、さらに微妙になったテンションのまま、コンビニで購入した週刊モーニングを流し読んで、風呂に入って、テレビをダラダラ見て、就寝。
そんな、いつもと変わり映えのない出張先での、ほがらかな一日。