GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

伊良部島-4

2007年11月25日 | 日記・コラム

 伊良部島サイクリング道中もそろそろ佳境です。なんつっても帰りのフェリーの時間が迫っています。このあと宮古島に戻り、まだいろいろ回らなきゃいけないのです。



 とにかく伊良部島に来て外せないスポット、通り池に向かいました。海辺にあるこのスポットには、ゴツゴツした岩の上に架かる幅1メートル弱の渡り廊下で行くことができます。この廊下がなければ、一度転んだだけで大惨事必死ですよ。



 で、通り池。渡り廊下を挟んで左右にそれぞれ大きい池があります。この池は実は底でつながっているひとつの池で、さらに海ともつながっているために、ダイビングスポットとしても有名なポイントです。透き通る海の中岩場をかいくぐる海底散歩。素敵だ。





 最後にもう一箇所、島で一番高台にある展望台目指し出発。途中、宮古島市で一番高級と言われる、雰囲気抜群の海辺のコテージ群を寂しげに(?)横目で見つつ、中央斜線まではみ出す植物をよけながら、坂道をゆっくりこぎあがり、目的の牧山展望台に到着しました。



 若干内陸にあるので、眼下に広がる浜辺や岬、というのが今ひとつ見えづらいのですが、それでも島の自然、対岸の宮古島、やはりここでもヤバ青い空と海は十分に堪能できましたよ。でも展望台のさきっちょで観光客カップルがイチャイチャしててうらやましかったので早々に退散いたしました。



 ちなみに伊良部島と宮古島は現在フェリーで往来されているのですが、この2島間を橋でつなげちまおうという動きがあるみたいですね。伊良部島の手付かずの自然もちょこっと汚れちまうのかなあ、と思うのですが、汚している一番の原因の観光客のひとりである僕にどうこう言う資格はなく、どうせできるなら、いろんな面で良い方向に向かってほしいと願います。医療や教育などは間違いなく良い影響が期待できますし、一観光客視点で見れば、全長3450メートルの海上散歩はとても魅力的です。



 その後、道に迷いながらも、携帯電話のEZナビウォークを駆使して、無事自転車を借りたゲストハウスに帰還しました。ここのオーナー、すごく気さくな方で、自転車一台借りただけなのに、港まで車で送迎してくれました。そんなことされたら次泊りたくなるじゃねーですか。一泊2000円を切る低料金も魅力のゲストハウスでした。








伊良部島-3

2007年11月24日 | 沖縄旅行



 どこまで走っても空空空海海海緑緑緑。いい加減飽きてきそうなものだけど、これが全然飽きないのです。ていうか、人間、自然に飽きるなんてことは、自分の立ち位置を否定するってことな気がします。コンクリ建造物とは違いますね、やっぱり。



 燦燦と降り注ぐ太陽の光も、11月ということもあり、日焼け止めさえ塗っておけば、どうっていうこともなく、風が涼やかなので、気持ちいいことこの上なし。耳元ではi-podで沖縄音楽大音量。ALL JAPAN GOITHNEW TOWNERMONGOL800、U-DOU&PLATY、耳切坊主から、那覇のタワレコで購入したてのBleach、地獄車なんぞをガッツンガッツン脳内に注入。宮古島ゆかりのgulff、ハーベスタ、下地勇も忘れずヘビーローテです。

 もう幸せにも程がある!80点満点!

 や、一人旅なので満点でも80点です。そりゃあ一度でも宮古島二人旅を経験しちゃったら、ねえ。げふんげふん。

 途中、沼に沈むクレーンに諸行無常を感じつつ、下地島空港に到着。




ここは日本唯一の民間パイロット専用の訓練空港で、伊良部島の有名観光スポットです。とはいえ中に入って見学できるわけではなく、外周をぐるっと回りつつ、離着陸を繰り返す練習機をボーッと眺めるだけなのですが。




 でも、紺碧の海と見渡す限りの水平線の前では、ただの飛行機離着陸でも素敵に絵になるから不思議です。フェリーの時間があるので長居はできませんでしたが、一日中何も考えずに口をポカーンと開けて飛行機を眺めるのも気持ちよさそうでしたよ。








伊良部島-2

2007年11月23日 | 沖縄旅行

 『伊良部島-1』はこちら。)

 ようやくレンタサイクルをゲットし、いざ伊良部島観光へ。

 島の外周は約35~40kmというところでしょうか。途中でヘバったらショートカットすればいいや、と軽い気持ちで出発進行。地図は自転車を借りたゲストハウスでもらいました。

 11月という、観光シーズンを外した時期のせいか、ほとんど人にすれ違うことがありませんでした。寂しいような、でも自然を満喫するという意味では最高のシチュエーションです。



 信号も交差点もない、ひたすらまっすぐ伸びた道路に、青いにも程がある空。



 海の青さも、リゾート化があまり進んでいないせいか、見たことのない透明感。これを見たらもはや本土の海は見れないです。日本海?あんなの海じゃねえ!(言い過ぎ)



 サシバを模った展望台に到着。そんなに高くないのだけど、周りに障害物がないため、十分景色を楽しめます。対岸には宮古島も見えます。



 島の海岸沿いに設置されたサイクリングコースを飛ばします。雲ひとつない青空の中、潮風を浴びながら突っ走る爽快感。気候は、まだ半袖OKの暑さですが、風がさわやかなので、汗だくになることもなく、これ以上ないサイクリング日和です。



 途中、自転車を降り、柵を越えて海岸に下りました。人が多いとできない反則技(?)。ゴツゴツしてギザギザな、こけたら大流血必死な岩肌を慎重に下りていくと、そこには言語に絶するヤバ美らさの砂浜が。



 見てみい!この透明感!



 この写真を知人の女性に見せたところ、「こんな砂浜でならどんな女性でも落ちる」という感想が。たしかに僕も、ここならどんな女性でも口説く自信があります。ただ問題はここまで連れて来ることができるかどうかですね。天文学的な確率だろうなあ。はっはっは。

 ・・・ふん、へん、ちっ。




やれんのか!

2007年11月21日 | 格闘技

 いや、もう声を大にして言いたいのです。

 生きていてよかった!

 以下、格闘技観戦オタクのたわごとなので、興味ない人は読み飛ばしてください。

 日本が誇る格闘技イベントPRIDEが米国企業に買収され消滅したのが10月。それ以来胸にぽっかり穴が空いたような虚ろな日々が続いていました。もうあの興奮と感動は味わえないのだろうか。

 1997年10月11日東京ドームで行われたPRIDE.1。400戦無敗の男ヒクソン・グレイシーVSプロレスラー最強を標榜する高田延彦の対戦は、震えるようなヒリヒリした緊張感と、奈落の底に突き落とされるかのような絶望感に満ち溢れていました。

 そこから始まったプロレスラーVSグレイシー柔術の大河ドラマは、桜庭和志VSホイス・グレイシーの伝説の90分へと昇華し、それを目の当たりにした僕の心のハードルは、以後ちょっとやそっとのことでは感動できない、やっかいな高さに設定されてしまいました。

 それから時代は動き、次々と現れるニューカマー。エメリヤーエンコ・ヒョードル、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ミルコ・クロコップ、ヴァンダレイ・シウバ、セルゲイ・ハリトーノフ、ジョシュ・バーネット、藤田和之、吉田秀彦、小川直也・・・。その高度な技術のせめぎあい、魂のぶつかり合いには、彼らの背中に人生が丸ごと感じられ、それゆえの感動や挫折の数々に、何度熱くさせてもらったか。

 特に昨年行われたトーナメントでの4強の戦いは、もう「神々の戦い」と表現してもいいほどの素晴らしさに満ちていました。あんなの見せられた日には、サッカーワールドカップやオリンピックごときでは、心に波風すら立たなくなって当然なのです。

 そんなPRIDEが消滅して少しだけ経ちました。

 もうPRIDEは見れない。でも頭は依然PRIDEを欲しています。

 やりばのない欲求にPRIDE難民と化した僕の前に、今日2007年11月21日に飛び込んできたサプライズ。

 “旧PRIDE勢が再集結、噂の大みそか格闘技イベント「やれんのか!」開催決定!”

 形は違えども、PRIDEの意思を受け継ぐイベントが行われる!

 たとえ明日核戦争が起きようとも、大晦日、埼玉スーパーアリーナにたどり着いてみせます。

 やれんのか?

 やらいでか!

 大晦日は埼玉で祭りだ!


伊良部島-1

2007年11月20日 | 沖縄旅行

 沖縄県宮古島のすぐとなり、伊良部島に行ってきました。

 その名の通り、元ニューヨークヤンキースの伊良部元投手の出身地です。

 宮古島の平良港からフェリーで15分程度で伊良部島の佐良浜港に到着。



 港に観光案内所なりあるだろう、とガイドブックを持参しなかったのがそもそもの間違いだったのでしょうか。あるのはやや大きめの売店と島の全体地図のみ。港周辺でレンタサイクルを借りて島を探索!な僕のプランに大きな影がさしました。

 仕方なしに、あてもなくブラブラ散歩開始。しかし、本当になーんにもないったらありゃしない(美しい海と自然と情緒ある町並みは過剰なまでにあります)。





 30分程歩いたところで作戦変更。携帯電話のナビで周辺を検索、レンタサイクル屋を探す。すると徒歩10分のところのゲストハウスで借りれるらしいと出ました。さっそくナビに従い出発進行!



 ところが思わぬ誤算。この携帯ナビ、たまに若干(数メートル)の誤差が生じるのですが、このあたり(住宅街)の道は、細い上に迷路みたいに入り組んでいて、ちょっとの誤差で他の道とわやくちゃになってわけわかんねーになるのです。



 いや、もう、迷った迷った。でもおかげで、同じ日本の中なのに、どことなく異国情緒すら感じるような風景に出会えましたが。