GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

横道坊主in京都音まかす

2017年05月30日 | 横道坊主
※以下、あくまで音楽素人の1ファンによる感想文ですので、偉そうに語って見えるあたりはそのへんを加味してお読みください(^_^;)

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横道坊主の現「代表曲」と目される曲が勢揃いした、昨夜の音まかすワンマンライブ。

ヒデオさんがサポートを始めた頃は、こちら(見る側)の意識によるものも大きかっただろうけど、いかにして潤さんの時のスタイルを再現するかに比重が置かれているように感じられて。

ところが、今回に関して言えば、そんな感覚はあまり感じられず、例えばイントロへの入り方の工夫、例えばリズム隊のお二人の呼吸、例えば曲のアレンジなど、ちょっとずつながらも色んなところにフレッシュな音や視点が散見していて、1ファンにとって新生横道坊主の行く先が垣間見えたような、とても嬉しいライブでした。

どちらかと言うと、むしろ新曲2曲の方に、既視感が感じられて、それはそれで来るべき新譜に向けての練り込みが順調なんだなと、期待せずにはいられなくて。

過去よりも未来。

そんな横道坊主の、ロックンロールの真骨頂が久々に全開で感じられた、希望があふれた最高のライブでしたよ。

前回に引き続きWアンコールも演ってくれたし、京都の横道熱は着々と滾っております。



SF映画2作品の感想

2017年05月21日 | 映画
この3日間に観た映画二本の感想文。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス』

これまで観て来たマーヴェル系の作品(『アヴェンジーズ』『アイアンマン』『スパイダーマン』『キャプテン・アメリカ』等々)の中ではダントツの面白さ。

キャラも立ってるし、サプライズやカメオを探す楽しみや、あとから意味を知ってニヤリとしてしまうような隠し要素など、遊び心満載。

昔所ジョージが吹替をやってたあのキャラの登場や、サム・クックのあの曲が流れたりと、私的な琴線にも触れまくり。

鑑賞後にネタバレサイトで詳しい解説を読めば、さらに面白くななります。

最高。80点。

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『メッセージ』

SF映画の肝は、宇宙の不可解を考察するときの、その難解さと深さの果てしなさに感じるモヤモヤゾクゾク感にあると思ってて、そういう意味ではすごく面白かった。ネットで見かけたいくつかの些細なツッコミどころはたしかに気になったけど、宇宙の広大さからしたら笑殺するしかないですよ。

どこかの辛口レビューサイトにも書いてあったけど、「主人公の最後の選択」は、我が道の行く先が、不安で打ちひしがれてる人の心をえぐり、すくい取ってくれるはず。

スカッとした爽快感はないけど、鑑賞後にアレヤコレヤ反芻するのが楽しい作品。

70点。